ダニエルのテクニカル分析

先物・為替のテクニカル分析について考えます。同名の仮想通貨投資家の方とはまったくの別人です。

2020年11月11日の225チャートチェック

おはようございます。今日の東京地方は晴れ。気温9度。昨日同様肌寒くはありますが秋晴れの朝です。

 

昨晩のNYダウは+262、29420と続伸です。一方でNASDAQは-159、11553と下げており、昨日同様の動きが見られます。これはFDAコロナウイルス抗体薬の緊急使用許可を承認したことにより、経済回復への期待がふくらみ、これまで売られていた銘柄に買いが入った一方で、買われていた巣籠もり銘柄等に売りがでた、いわゆるアンワインドの動きによると思われます。おそらく今日の東京市場でも同様の動きがでるのではないでしょうか。新興市場の直近で高値を取っていた銘柄などは警戒が必要かと思われます。

 

またこのような報道もあり、引き続き注意が必要でしょう。

www.bloomberg.co.jp

 

ではチャートチェックです。ただいま08:20。15分足です。

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昨日の東京時間は予想通り売りとなりました。下値は24820で良い辺りまで調整しています。すこしスピードが速すぎな印象があります。その後大引けあたりから反発し米国時間で25440まで戻した後は再度売られて調整を入れています。

 

現在の所モメンタムリボンは揉み合いに入っており、乖離チャートも下限バンドタッチからの切り返しで揉み合いです。今日の東京時間寄り付きはそれほど大きな動きは出ないと予想します。変化点は表れていませんが、後場あたりから若干の下圧力が出てくると予想します。

 

60分足です。

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さすがにコロナウイルスワクチンの報道で上げた分は、価格が上に乖離しすぎでしたので昨日の修正は当然の動きでしょう。60分足のチャートを俯瞰的に眺めると先月末からの上昇トレンドが続いていることが解ります。ただし問題は昨日の高値で作った価格の歪みによる影響が今日明日あたりに出てくる可能性がある点には注意が必要です。乖離チャートでは上限バンドタッチからの折り返し。モメンタムリボンと移動平均が重なって方向性が出ていません。15分足と同様12時頃から下圧力が出てくるかも知れません。

 

今日は11月のSQを控えた水曜日ということもあり、短期勢による思惑が入って予想外の値動きが出やすくなります。また上記で触れたように新興市場の動きには十分警戒しておく必要があるでしょう。

 

それでは本日も生き残りましょう。