2020年9月15日の225チャートチェック

おはようございます。今日の東京地方は曇り。気温21度で先週までの暑さが嘘のようなすごしやすい朝です。

昨晩のNYダウは+327、27993と上昇。ナスダックも+1.97%と回復しています。昨日は日本において自民党総裁選挙により菅義偉氏が選出され、同時に新総理大臣が決定したことになります。約8年に渡る長期政権を気づいた安倍政権の次を担う菅政権ではどのような政治が執り行われるのか期待しています。

昨日の動きについてはTEAMハロンズさんを参照してください。

振り返り

菅自民党新総裁
「私には安倍政権の取り組みを継承し、進める使命がある」
「デジタル庁の設置、法改正に向けて早速準備したい」
「憲法改正に挑戦していきたい」
「解散時期はなかなか悩ましい問題」
「コロナを徹底して収束に持っていく」

— TEAM ハロンズ (@TeamHallons) 2020年9月14日

それではチャートチェックです。ただいま07:25。まずは15分足から。

昨日の東京時間は寄りから新首相を歓迎してのご祝儀なのか断続的に強い買いが入り日経平均は上昇。後場で若干の調整が入りますが引けにかけても買いが入ります。その後の欧州時間・米国時間は調整からの揉み合いといつものパターンです。また最近よく見かける週頭だけ上昇する日本株の動きが今週も起こりそうな予感がします。

モメンタムリボンは現在のところ揉み合いから若干の陽転。移動平均も同様。乖離チャートは下限バンドタッチからの切り返しで陽転したところ。変化点は10時頃ですので、この後東京時間寄り付きまでは小幅に上昇しつつも揉み合いの動き。10時頃で新しい方向性がでますが、15分足チャートからは揉み合い以上の動きは見つけられません。昨日の後場で下シグナルがでた後に下トレンド入りしています。現在若干反発の動きがみられますが、大きな流れは下方向で続いているように思えます。

60分足です。

こちらも15分足とあまり状況が変わりません。9日の上シグナルから息の長い上昇トレンドに乗っていた様子が分かると思います。やはり昨日で下シグナル点灯。ここからは陰転サイクルに向けた動きになりそうです。乖離チャートが下限バンドタッチからの切り返しの動きを見せていますが、このまま揉み合いに入ると予想します。変化点は今晩の米国時間後半。東京時間は調整で少し下げると予想します。

ただし菅政権発足の初日ですから、また思惑の買いが入ってくる可能性は十分にあります。

日足です。

こちらも特に注目すべきところはありませんが、昨日の日足が上ひげになった点が気になるくらいです。連日モメンタムリボンから乖離しても戻ってくる動きが良く見て取れるかと思います。今回も同様に修正の動きが入るでしょう。

9月相場ももう半分を過ぎようとしています。今週末は米国SQを控えており、日米どちらの市場でも思惑の動きが入ってくるかと思います。最近新興市場の弱さも目に付きますし、新政権における政策テーマをきっかけとした資金移動も見られることから、安定しない値動きが続くと思います。引き続き警戒を怠らないようにしましょう。

それでは本日も生き残りましょう。