ダニエルのテクニカル分析

先物・為替のテクニカル分析について考えます。同名の仮想通貨投資家の方とはまったくの別人です。

2020年8月12日の225チャートチェック

おはようございます。今日の東京地方は晴れ。朝から日差しが強く、暑い一日になりそうです。

 

昨晩のNYダウは-104で27686とわずかに反落です。NASDAQ、SP500も値を崩しており、あまり雰囲気はよろしくありません。

 

それではチャートチェックです。ただいま07:55。まずは15分足です。

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昨日の東京時間では寄り付きから断続的に買が入り22740の高値を取ってきました。大引け後に若干調整した後、欧州時間でも強い買いが入り米国時間寄り付きあたりには22930まで上昇します。しかしながら米国時間の後場で大きく売られて結局はいってこいで22750と昨日の東京時間引けの水準まで戻りました。

 

東京時間、欧州時間の買は特に材料が見当たらないのですが、もしかしたらロシアでのワクチン開発の報道を好感したのかもしれません。東京時間の買いは終戦記念日を前にして年金等あたりが株高を演出したと推測しています。

 

さて現在のところモメンタムリボンは弱く陽転。移動平均では陰転サイクルを推移中。乖離チャートでは下限バンドタッチからの切り返しです。このあと8:30頃から変化点となりモメンタムリボンは反転する可能性を示しています。米国時間引けで安値をつけてから現在反発した形になっていますが方向性が出ていません。わずかに乖離チャートで上昇傾向ですが、寄り付きで動きがでなければ、このまま揉み合いに入ると予想します。現在のチャートの形はちょうど分水嶺のようなところで、ここから上下どちらかに方向性が出る可能性が高いので注意が必要です。

 

60分足です。

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こちらは15分足より少しトレンドが見えやすくなってます。今朝の下げで暫定値ではありますが下シグナルが点灯。モメンタムリボン、移動平均線もこれから陰転入りの可能性を示しています。乖離チャートが下限バンドタッチからの切り返し。いまのところまだ強気が残っていますが、もし高値が取れないなら、ここから徐々に雰囲気は悪くなっていくはずです。東京時間はいったん上を探りに行きますが、もし22850あたりを明確に越えていけなければ、お昼あたりから頭を押さえられた動きになり、欧州時間で下げると予想します。

 

日足です。

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こちらはあいかわらず揉み合いの範疇です。昨日の上昇も結局は高値更新できずに崩れて高値切下げ、先日の安値も安値更新とはならずに安値切り上げでペナントの形で揉み合い入りです。今回の揉み合いは2ヶ月続いており、いったいいつ方向性がでるのでしょうか。ほんとうに11月の大統領選までこの状態が続くのでしょうか。すこし呆れ気味です。

 

それでは本日も生き残りましょう。