ダニエルのテクニカル分析

先物・為替のテクニカル分析について考えます。同名の仮想通貨投資家の方とはまったくの別人です。

2020年8月13日の225チャートチェック

おはようございます。今日の東京地方は晴れ。今日も暑くなりそうです。

 

昨晩のNYダウはL289で27976。一時28000を越えるほどの強さでした。この上げはほとんどが欧州時間が閉めており、昨日のダウの5分足チャートで確認するとボックスの動きです。相変わらず株高ありきのような印象を受けます。

 

 

それではチャートチェックです。ただいま08:05。15分足からです。

f:id:hebitsukai2283:20200813080453p:plain

昨日の予想で東京時間では頭の重い展開、お昼頃から次の方向性としました。実際に始まってみると買い圧力があるものの頭を押さえつけられた形となりましたが方向性は無く、いかにも夏枯れのような雰囲気でした。これが大引け後に雰囲気が変わり出し、米国時間が始まるまでに強い買いが入り23000を回復、米国時間寄りに23200目前まで達します。その後のザラ場中はほぼボックス。引けにかけて若干売られる動きです。特にこれといった材料も見当たらず、明らかに高値を取りに来た感じです。

 

ここからの動きですが、とりあえずチャート上ではここから陰転サイクル入りに向かう予定で下シグナルも点灯しています。乖離チャートも陰転したところです。おそらく値幅は出ないで揉み合い入りでしょうか。今日の東京時間は公的資金も入って来そうにありませんから、ここから更に高値を取るのは難しいとは思います。

 

変化点は10時半頃。若干下向きと予想しますが、これもまた揉み合いの範疇でしょう。あとは週末の終戦記念日に向けての思惑が入るかどうかでしょう。どのような動きになるかわかりませんが、素直に値動きについて行くのが良いでしょう。

 

60分足です。

f:id:hebitsukai2283:20200813082055p:plain

欧州時間寄り付き、米国時間寄り付きでの2段上げの様子が良く解ります。東京時間の寄り付きでも買いが入りましたが、こちらは売り崩されています。それでも値を崩さなかったので、60分足で陽転サイクルが延長となりました。延長したサイクルも現在半分程度を消化していますので、ここから12時間程度は陰転サイクルに向けた動きになるでしょう。

 

乖離チャートは上限バンドタッチからの折り返し。移動平均、モメンタムリボンどちらも陰転に向かっていますので、こちらも揉み合いから若干の下げと予想します。もちろん激しく売られることは無いでしょう。心配なのは短期勢の思惑だけです。

 

日足です。

f:id:hebitsukai2283:20200813082551p:plain

長らくつづいた揉み合いから上に抜けた格好となります。あとは6月につけた23300を明確に越えてくるかどうかでしょう。ただし先月末のように、安値をつけて下げが確定したと思ったところに支えが入った逆のパターンも考えられなくはありませんので、今日の値動きで更に上に抜けて陽線を建てられるかどうかがポイントかと思います。

 

乖離チャートでは上限バンドタッチから上値を試している状態で、ここからさらに高値を取ってバンドを押し広げていくかどうかを観察したいところです。いったん軽く調整を挟みたいところかもしれません。

 

さて、またお盆休みの閑散相場ですが、流動性が低いだけに思惑で大きく動かされる可能性があります。注意深く流れに乗ると良いでしょう。

 

それでは本日も生き残りましょう。