ダニエルのテクニカル分析

先物・為替のテクニカル分析について考えます。同名の仮想通貨投資家の方とはまったくの別人です。

2020年12月11日の225チャートチェック

おはようございます。今日の東京地方地方は晴れ。気温7度。少し肌寒いもののさわやかな朝です。

 

昨晩のNYダウはー69、29999で若干の調整となりました。一時は26572まで値を崩しましたが、引けにかけて値を持ち直し、現在時間外で30017と戻しています。

 

昨夜はECB理事会の結果発表や、最近続いているBREXITの混迷、コロナウイルスの影響など不安定な要因が多いのですが、株価にそれほどの波乱はありませんでした。

 

 

ではチャートチェックです。15分足。

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昨日の東京時間はだいたい予想のとおりで、寄りは買い、引けにかけて売られてほぼ上にいってこいの値動きとなり、揉み合いは続いています。その後欧州時間で再度買われ、米国時間で若干上下があったものの26700で終わっています。

 

一連の動きで移動平均線はあまり美しくない軌跡とはなりませんでしたが、それなりに矛盾無く収まったところはとても興味深く感じます。現在のところモメンタムリボンは陰転。移動平均は弱い陰転サイクルを延長しています。乖離チャートからわかるとおり揉み合いが間延びした感じとなり、米国時間の引け辺りで上にオーバーシュートした後に調整しています。

 

今日の東京時間はMSQということもあり寄り付きは少し波乱があるでしょう。それでも大きな動きとはならず、このまま26650~750あたりで収まるかと予想します。MSQ後は基本揉み合いで若干頭を抑えられた動きとなりそうです。

 

60分足です。

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昨日までの一連の値動きの後に上下に修正を入れながらペナントを描きつつ現在の26700あたりに収束していく様子がわかるかと思います。やはりMSQを見据えた思惑で上下しただけのようにも見えます。となればこの後しばらくした後に上下どちらかに新しい方向性が出てくるはずです。

 

60分足のモメンタムリボンは揉み合い。移動平均、乖離チャート共に揉み合いの形で方向性はありませんので、動きが読みづらい状況となっています。日足でも揉み合いですが、さすがに天井圏ですし、来週は米国MSQ、クラドラプルウィッチングで、さらに21日にはテスラのS&P組み入れにともないリバランス等の動きや米系年金の売りなどが予想されますので、すこし値を崩す場面がありそうです。

 

それでは年末相場。今日も一日生き残りましょう。