ダニエルのテクニカル分析

先物・為替のテクニカル分析について考えます。同名の仮想通貨投資家の方とはまったくの別人です。

2020年7月13日の225チャートチェック

おはようございます。本日の東京地方は曇り。外気温19度ですこし肌寒い朝でした。

 

先週末のNYダウは+369で26075を強く上昇。コロナウイルスのワクチンが年内承認申請との報道が流れて一気にリスクオンとなった模様です。直前の東京時間が弱く大引け後に日経225CFDで22260まで値を下げていましたが、この報道により大きく反発し、また今朝のオセアニア時間でショートカバーらしき買いもあり現在は22700周辺を推移しています。

 

さてそれでは本日もチャートチェックです。ただいま08:10。まずは日足から。

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今朝のオセアニア時間寄り付きがギャップアップとなり6日線、モメンタムリボンを上回った状態です。いまのところまだ上放れとまでは言い切れない状態ですので、揉み合いは続いていると判断します。今日陽線を描くようですと上抜けとなり再度23500あたりを目指すかもしれません。

 

モメンタムリボンは水曜までは陰転が続きますがその後反発となります。すべては今日、明日の動き次第でしょうか。しかしこれで上抜けであれば移動平均でもトレンド延長となり、4月から続いた長い陽転サイクルを再度延長でかなり長いサイクルとなります。アベノミクス初期、トランプラリー初期の動きを彷彿させます。

 

乖離チャートでも陽転サイクル入りしましたが、また明らかに抜けたと言える状態ではなく、こちらも揉み合い続行です。

 

次に60分足です。

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金曜日の東京時間引け後に反発、モメンタムリボンが陽転して上シグナル点灯し上昇トレンド入り、現在ギャップアップ寄り付き後の調整となっています。さすがに上げすぎたので調整が入っている格好となります。乖離チャートでも上にオーバーシュートですから、この後いったん調整が入りそうです。

 

変化点は13時過ぎで、このあたりで徐々に方向が出ると思います。すでにけっこうな高値まで買われているので、いったんは調整方向ではないかと思います。

 

夜間、日本株が停まっている状態ですと、実際の225銘柄の株式と先物の差を埋めなければならず、この動きが寄り付き前後で出ますが、今回のように500円近い上昇ですと、この動きもかなりのものが予想されますので、寄り付きからしばらくは荒い動きが見られると思います。

 

15分足です。

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こちらも60分足と同様です。金曜日の引け後に陽転で長い陽転サイクルが続いています。さすがに現在は上げすぎで調整が入っていることがわかります。

 

このあと株価がモメンタムリボンを割ると少し利食い売りがでるかもしれません。変化点はちょっと難しいのですが、9時半ごろからおだやかな変化があるかもしれません。たぶん調整だと思うのですが、ここまで上げると東京時間の寄り付きでもショートカバーが入りそうですので、もしかしたら上も考えられます。

 

乖離チャートではすでに上へのオーバーシュートを修正する動きとなっていますので、これが東京時間寄り付きからしばらくは続くように思えます。

 

ちょっと寄り付きは荒れそうな感じで、上下どちらもはっきりと判断することはできません。注意とだけしておきましょう。

 

それでは本日も生き残りましょう。