ダニエルのテクニカル分析

先物・為替のテクニカル分析について考えます。同名の仮想通貨投資家の方とはまったくの別人です。

2020年9月14日の225チャートチェック

おはようございます。今日の東京地方は小雨もよう。気温21度とすごしやすい朝です。

 

週末のNYダウは+131、27665と反発。NASDAQは-0.6%とこちらは冴えません。米国は大統領選を目前に控えて神経質な動きになりそうです。そして日本は本日新しい自民党総裁、総理大臣が決まります。こちらも株価が思惑に左右されやすい時期と言えるでしょう。

 

ではチャートチェックです。ただいま07:50。まず15分足から。

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ただいまのオセアニア時間ですでに225は上昇しています。CMEで買われていると思われます。理由は良く解りませんが、新首相就任ご祝儀の可能性もありますし、昨日コロナウイルスのワクチンが供給できる等のニュースを材料にしているのかもしれません。

 

チャート的には先週末からの揉み合いを上に放たれた形ですので、特に注目すべきところはありませんが、あいかわらずよくやるなあと呆れているのが正直な感想です。

 

現在の所モメンタムリボンは陽転、移動平均、乖離チャートも陽転サイクルですが上にオーバーシュートですから、この先どこかで調整が入るでしょう。変化点は10時頃です。ここから一段高は考えづらいので、いったん下げるとは思いますが、状況が状況だけに思惑が入って来て上に引っ張り上げる可能性もあります。いちばん可能性が高いのはここから動きが無くなって揉み合いに入るパターンです。ただし現物寄り付きはさまざまな事情で激しく上下するでしょう。さてさてどうなるでしょうか。

 

60分足です。

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60分足でも今朝方の陽線が目立ちます。モメンタムリボンは陽転で上昇トレンドに乗ってはいますが、上に乖離しすぎていますので、やはりこれは修正が入ると予想します。乖離チャートも上限レンジタッチで上値探りの状態。どこまでこの動きが続けられるかでしょう。おそらくオセアニア時間で仕掛けてきたという事は、現物株が動き出してからでは都合が悪い参加者が存在するか、または単純にショートの手仕舞いを忘れた参加者があわててカバーしているのでしょう。ここらへんの事情はなんとも分かりませんが、買わないとならない参加者が存在していることは確かです。

 

19時頃に軽く変化点がありますから、今晩あたりはなにか動きがあるかもしれません。東京時間はこのまま揉み合いの可能性が高いと予想します。

 

日足です。

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オセアニア時間で仕掛けたとはいえ、日足で見るとまだレンジからは上抜けしていません。このあたりは売りが入りやすい水準であるとも言えます。22700を越えて値を固められれば一段高もありそうですが、はたしてどうでしょうか。先週日足で本日一目の雲のねじれが発生し、これは先月の急落の影響がチャート上に現れたものであるとしました。上記チャートの白い点線を見てもらえば分かりますように、先月の急落あたりの平均的買いポジションからはちょうど先週から今週が値幅の最大値を示しており、ここからさらに上昇しなければ、それらのポジションの利益は減少しますので、1ヶ月スパンで考えている参加者はそろそろ手仕舞いを考える時期といった考え方ができます。

 

実際の所は動いてみないとなんとも言えませんが、そういった背景があるかもしれないと想像してみるのは頭の体操として悪くないと考えます。

 

それでは今週も生き残りましょう。