ダニエルのテクニカル分析

先物・為替のテクニカル分析について考えます。同名の仮想通貨投資家の方とはまったくの別人です。

2020年7月20日の225チャートチェック

おはようございます。今日の東京地方はうすぐもり。やっと雨空が途切れた感じです。

 

先週末のNYダウはー62の26671小幅下落。場中の動きは揉み合いで特に見るべき所も無いといった印象です。

 

週末にG20財務相会議が開催されていましたが、焦点はやはりコロナウイルスによる世界経済救済に集まっていた模様です。

news.yahoo.co.jp

 

ではチャートチェックです。ただいま08:00。日足から。

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17日に陰線をひいたため16日上ひげからの2日連続の陰線で、今日は寄り付きが6日線を割っています。モメンタムリボンは陽転ですが、もし今日22700を明確に割れるなら、今週中に陰転するかもしれません。現在の値動きが続く場合、先行線と中心線が並進する事を示していますので、やはり頭は押さえられているのではないかと推測します。もうすこし時間が経ってみないと日足では方向性が良く見えてきません。

 

乖離チャートは上限レンジタッチから反転で、陰転サイクルに向かっています。こちらも揉み合いの可能性がありますので、方向性は見えません。

 

60分足です。

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16日からの下落トレンドの傾向がモメンタムリボンから良く解ります。17日の米国時間でいったんは底打ちで現在はわずかながら上昇傾向。オセアニア時間の寄りで買いが入りましたが、この修正がどの程度でるか次第といったところ。とりあえず弱い上昇トレンドができていますので、東京時間よりつきは比較的穏やかな動きでこのトレンドを引き継ぐのではないかと予想します。乖離チャートはわずかな陰転サイクルから反転していますが揉みあいです。

 

変化点は11時頃から。頭を押さえつけていた予測線から抜けられれば、上昇トレンドを強められそうです。全体的には揉み合いがつづくのではないかと予想します。

 

15分足です。

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こちらも60分足と同じ印象です。最近よく見るチャート形状で、東京時間の後場あたりから下げが入り欧州時間で持ち直し、米国時間はもみあいです。今朝のオセアニア時間でやっと方向性を出そうとして動かしたようにも見えますので、この動きが成功するかどうかに注意です。

 

モメンタムリボンは揉み合い継続。乖離チャートは今朝の動きで上にオーバーシュートとなりました。となると東京時間寄り付き後にいったん下を見にいくかもしれません。基本的には揉み合いが続くとは思いますが、下を見に行く動きがそのまま下落トレンドになるかもしれませんので要注意です。

 

変化点は10時過ぎで、ここは無難に過ぎそうです。全体的にあまり動かないような印象を受けるチャート形状です。

 

今週は4連休を控えているため、手仕舞いの動きなども見られることでしょう。すでに夏枯れの雰囲気もありますから、あまり無理をせず様子見で良いのではないでしょうか。

 

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daniel-jp.hatenablog.com

 

それでは本日も生き残りましょう。