ダニエルのテクニカル分析

先物・為替のテクニカル分析について考えます。同名の仮想通貨投資家の方とはまったくの別人です。

2020年7月8日の225チャートチェック

おはようございます。今日の東京地方はうすぐもり。ここのところ気圧の配置が変化しているせいか風がとても強い日が続きます。いよいよ夏が近づいていますね。

 

昨晩のNYダウはー396の25890と少し多めの下落です。全体的に軟調な雰囲気でしたが引けにかけて売られてます。どうもコロナウイルス感染者数の増加からリスクオフに動いているとのことです。昨日の動静については例によってTEAMハロンズさんを参照ください。

 

 

さて、それではチャートチェックです。ただいま08:15。まずは日足から。

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よく理由のわからない6日の陽線は、昨日で半分だけ調整されています。24日先行線の下に入りましたから、24日線は昨日からいったん下がりだしています。6日線は割っていませんが、24日線は微妙に割り込みそうですから今日下げるとセンチメントは若干悪くなります。

 

6日の陽線の理由を考えていたのですが、短期的には6月10日からの下落の影響で、このあたりで若干高値を取らないと移動平均に矛盾が生じるため修正した可能性もありえそうです。また国家安全維持法を正当化するために、無理矢理市場に歓迎ムードを作った可能性が考えられなくもありません。まあ理由はいずれ判明するでしょう。

 

この後の動きですが、まだ方向性がいまひとつ見えてきません。やはり移動平均線の陰転サイクル入りは避けられないと思いますし、乖離チャートはかなり迷った動きとなっています。

 

今週末はSQが控えており今日は水曜日となれば、若干の荒れ相場は覚悟しましょう。

 

60分足です。

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6日に高値を取った後はおだやかに売られており、積み上げたポジションの整理のように見えます。チャート中で長めの陰線が3本確認できますが、このあたりは手仕舞いの動きに見えます。

 

モメンタムリボンは6日に陰転し下シグナル点灯後おだやかに下げて、移動平均も陰転サイクル入りです。若干昨晩の変化点に無理矢理感があることから、意図的に積み上げた高値であることがうかがわれます。

 

乖離チャートは下限レンジタッチから反転。現在のローソク足あモメンタムリボンから乖離していますので、若干戻そうとする動きが出るかもしれませんが、おそらく揉み合いでモメンタムリボンが追いついてくる動きになると思います。

 

15分足です。

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15分足では昨晩の0時頃に下シグナル点灯で少し強めに売られています。昨日の東京時間も軟調でしたので、少し雰囲気が変わった感じも受けます。明け方にいったん底打ちして現在のオセアニア時間では若干反発に入ったようにも見えますが、これはいつもの動きです。これを東京時間で引き継ぐかどうかですが、最近は引き継ぐパターンが多いように思えます。もしも流れが変わったなら前場あたりは売られると思いますので、少し注目です。乖離チャートは下限バンドタッチでオーバーシュートから反発。いったん上を目指す形です。

 

変化点はちょうど今現在。モメンタムリボンは反発したい様子ですが、それほど強く上は向けなさそう。となれば揉み合いか少し下げ。チャート的には寄り付きで若干買いが入った後に方向性が出るのですが、1/2の確率ですのでどちらかは判断が難しいところ。個人的には下ではないかと予想します。

 

昨日、NOTEにて一目均衡表の簡単な読み方についてのテキストを公開しましたので、もしよろしかったらご覧ください。

 

daniel-jp.hatenablog.com

 

それでは本日も生き残りましょう。