ダニエルのテクニカル分析

先物・為替のテクニカル分析について考えます。同名の仮想通貨投資家の方とはまったくの別人です。

2020年10月29日の225チャートチェック

おはようございます。今日の東京地方は秋晴れ。気温14度。気温は低めですが気持ち良い朝です。

 

昨晩のNYダウはー943、26519とひさしぶりに大きな下げとなりました。これは欧州における再ロックダウンおよび来週の大統領選を控えたポジションの縮小などが要因の模様です。これまで騰げすぎてましたから、いつかは調整が入るはずだったのだけど、のびのびになっていた感があります。

 

 

それでは本日のチャートチェックです。

f:id:hebitsukai2283:20201029074441p:plain

昨日は寄り付きこそ安く始まったものの公的資金の介入などもあり大引けでは高値となり、ほぼ予想通りでした。ただし、その後欧州時間で上記のロックダウンが報じられるといっせいに売られだされます。米国時間に入っても流れは停まらずに23000直前まで下げてしまいました。ただしNYダウが1000近く下げたのに比べると下落率は半分にも満たず、不思議なほどの日本株の底堅さをあらためて認識することとなりました。

 

現在のところ下げは一息ついているように見えますが、ここから東京市場が開くとアジア勢のリスクオフが予想されます。モメンタムリボンは現在のところもみあい。モメンタムリボン、乖離チャートともに次は陽転サイクル入りの可能性が考えられますので、東京時間は寄り付きこそ上下があるものの、いったん買いが入ってきそうです。ただし全体的なトレンドは下げと予想します。

 

60分足です。

f:id:hebitsukai2283:20201029075025p:plain

昨日までの下げトレンドが加速した感じを受けます。それだけ昨日の下げが強かったわけです。現在の所いったん下げは落ち着いたようにみえます。乖離チャートで若干下げすぎ感があり下限バンドタッチからの切り返しとなっています。ちょうど現在が変化点通過ですので、ここから下げの調整で戻した後は揉み合いでしょうか。

 

現在の下落トレンドがどこらへんで終わるのか次第ですが、先にも書いたように4月以降の市場は世界的な金融緩和、経済支援により異常な株高を演出していましたから、いつ大きめの調整があっても不思議はありません。来週3日はいよいよ大統領選挙ですので、前後は様々な思惑が入ってくることでしょうし、次期大統領が決定してしばらくした後冷静になった市場がどのような動きになるのかとても興味があります。

 

10月相場もいよいよ大詰めです。それでは本日も生き残りましょう。