2020年9月1日の225チャートチェック
おはようございます。今日の東京地方はくもり。気温23度とひさしぶりにすごしやすい朝ですが、それもそのはず今日から9月に入り秋が来ています。まだ残暑は続くのでしょうけど。
昨晩のNYダウはー223、28430と下落しています。一方でNASDAQは+79の11775とまたも高値更新です。
アップルとテスラが上場来高値更新ですが、アップルのここまでの出来高は通常量を41%上回り、テスラは58%上回っています。今日のS&P500のETFの出来高は通常の半分以下、静かなマーケットです。大引けまで2時間です。
— T.Kamada (@Kamada3) 2020年8月31日
まったくもってバブルの狂乱がいっそう強まっている感じしか受けません。いっぽうで以下のような動きも見られます。
株価急騰と共にVIXが上昇したのはドットコムバブル以来です。通常これは警告の兆候です。これは、専門家がマクロオーバーレイ(保護)を購入して利益を固定するか、過大な株式市場の下落を防ぐことを示唆しているためです。https://t.co/rkAbZxCMJ4 pic.twitter.com/hQ4mbnf0HT
— shiopi (@shiopii123) 2020年8月31日
この株高騒ぎはいつまで続くのでしょうか。一方で日本株は先週ひとあし先に天井を打った感じもします。9月相場は要注意です。
それではチャートチェックです。ただいま07:25。まずは15分足からです。
昨日の予想では10時頃まで上昇の後揉み合い、その後頭を押さえつけられるとしましたが、だいたい予想通りの動きとなりました。東京時間引け後から欧州、米国時間もパッとしません。週明けで高値を取って週末にむけて調整していくパターンが崩れそうな雰囲気です。モメンタムリボンは昨日の東京時間お昼頃を天井として陰転、下トレンドが続いており、ちょうど現在下げに勢いが付きだした感じもします。乖離チャートは上限バンドタッチから、陰転サイクル入りして下限バンドを試しているところです。おそらくいったんここからはリバウンドの動きがでるでしょう。
変化点は9時半頃。方向性は見えませんが揉み合いか下と予想します。東京時間寄り付き直後はいったん買いが入り、その後下圧力がでてくるかもしれませんが、この分だとお昼前後から公的資金が介入してくる可能性がありますので、短期で上トレンドができるでしょう。ただし政治的に空白とまでは行かないまでもすこし動きづらい時期でもあり予想外の動きが出てくる可能性もありますから、かなりの警戒が必要でしょう。
60分足です。
先週金曜日の安倍首相辞任ショックはほぼ週末で折り込まれた感がありましたが、昨日いったん安心感が広まった後に、再度マーケットが冷静になってきたかのような雰囲気がチャートから伝わってきます。金曜日の下落は昨日一気に埋められましたが、15分足で解説したようにその後は下トレンド入りしています。
モメンタムリボンは陰転、移動平均もここから陰転サイクル入り、乖離チャートも同様です。9時頃からさらに下圧力が出てくることでしょう。変化点は今晩の19時あたり。おそらく切り返しの動きになりそうですが、今の状況だと下トレンド延長も十分に考えられます。
日足です。
あいかわらず方向性の見えない動きです。モメンタムリボンがここから陰転してわずかに下落傾向を示しています。また移動平均、乖離チャートともに陰転サイクルを目指していますから、9月はあまり期待できない動きになるものと予想します。
さてさてどうなるでしょうか。それでは9月相場も生き残りましょう。