ダニエルのテクニカル分析

先物・為替のテクニカル分析について考えます。同名の仮想通貨投資家の方とはまったくの別人です。

2020年9月2日の225チャートチェック

おはようございます。今日の東京地方はくもり。湿度が高くちょっとむしっとした陽気です。

 

昨晩のNYダウは+215、28645、ナスダックはまたも史上最高値更新で、いったいどこまでやるのだろうといった感じです。昨晩発表された経済指標が好調だったこと、指数銘柄の決算発表が良かったことなどが材料かもしれませんが、結局は株が高いから株を買うだけの単純な理由でしょう。まさにチキンレースです。

 

 

それではチャートチェックです。ただいま08:10。15分足からです。

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昨日は東京時間寄り付きはいったん上下の後、例によって買いが入ってきました。特に後場からの機械的な買いで株価水準は一気に23180まで上昇。その後欧州時間から米国時間寄りまで冴えない動きとなりますが、指標発表で少し上下し、大引けにかけてまた強い買いが入ってきます。

 

乖離チャートを見てもわかりますように現在は上げすぎのオーバーシュートを調整している状態。さすがにこの上げだとモメンタムリボンも陽転、移動平均も陽転サイクルです。現在ちょうど変化点通過中で、この影響は10時頃まで続くかもしれません。方向性は出ていない状態ですから、東京時間の寄り付きあたりで上下どちらに行くか見えてくるでしょう。さすがに昨日で上げすぎているため、23150あたりまで少し調整が入るとは思いますが、あまり自信はありません。ただしここから23300を抜けずにもみ合うか、下げるなら14時あたりから下圧力が出てきますので、また23000を試す動きになる可能性もあります。

 

60分足です。

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昨日が上昇したといっても、31日の高値には届いておらず、ここで力尽きれば下値を探りに行く動きがみられるかもしれません。ただし急落といったことは無いでしょう。変化点はやはり14時頃と21時頃。ここも予測は難しいのですが、乖離チャートで上限バンドタッチしていますので、少しもみ合った後はいったん下かなあといったところです。

 

無いとは思いますが、もし31日の高値を抜くと、CupWithHandleの形となり買いになります。たぶん無いと思います。

 

日足です。

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日足は完全に高値揉み合いですので、方向性はまったく見えません。ただしここからは徐々に下圧力が出てきます。来週月曜日あたりから徐々に方向性がでてくると予想します。そして再来週あたりからは下圧力が出てくる可能性もあります。ここからはほんとうに注意が必要です。

 

安倍首相の後任は14日に決定するとのことですので、後任者次第では少し大きな動きになるかもしれませんし、また折り込み済みで利益確定の売りがでるなどといった事も考えられます。しばらく大きなポジションを取ることはお勧めしません。

 

それでは本日も生き残りましょう。