ダニエルのテクニカル分析

先物・為替のテクニカル分析について考えます。同名の仮想通貨投資家の方とはまったくの別人です。

2020年7月28日の225チャートチェック

おはようございます。今日の東京地方は曇り。空が明るいのでお昼頃には晴れ上がりそうです。

 

昨晩のNYダウは+114の26584と小幅上昇、最近さえなかったNASDAQSOXも昨晩は切り返しています。昨晩の流れはにこそくさんがまとめられています。

 

ではチャートチェックです。ただいま07:55。今日は15分足から見ていきましょう。

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昨日の東京時間から買いが入り大引け後で若干調整、欧州時間で高値。その後はボックスといつもの動きです。東京時間の買いは昨日も予想したとおり日銀によるもので、如何に株価の下落を抑え込みたいかが良く解ります。上昇幅は予想以上で、日銀だけでなく年金あたりも来ていたのではないかと思います。

 

現在の所NYクローズから弱い上昇トレンドですので、いつもの流れであれば東京時間はこの流れを引きつぐはずです。乖離チャートでも陽転サイクル入りしていますが、こちらは揉み合いの形になっていますので、それほど強い上昇でもないと予想します。

 

変化点はちょうど今現在で、こちらは現在のトレンド継続でしょう。また寄り付き後の9:15あたりからも若干変化しそうで、こちらは頭を押さえられた動きになりそうです。

 

おそらく今日の東京時間はそれほど大きい動きは無く、せいぜい200円程度のボックスではないかと予想します。

 

60分足です。

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週末の売りから昨日東京時間での切り返しで株価を戻している様子が良くわかります。それでも移動平均線はセオリー通りの動きをしていますので予定調和と言ったらおおげさでしょうか。昨日東京時間の切り返しにより、モメンタムリボンは週末24日の0時で陽転、上シグナル点灯となっています。

 

参考に昨日の朝の60分足チャートは以下のようになっており、この時点ではシグナルが出ていませんが、陰転サイクルは半分を消化したところで、上手く切り返せれば陽転サイクル入りできた可能性がありました。ここを公的資金の買いでセオリーに収めたことになります。

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話を素に戻します。現在の動きは22700あたりで横這い。陽転サイクルは2/3程度を消化。また先週の下落から最大値幅の出る位置で、昨晩の変化点では上抜けすることなく横這いで通り過ぎているので、順当であればここから若干の売りがでてくるはずです。とはいえ原則ロングの現在の環境からは、そう簡単には落ちそうにもありません。ここらへんが最近予想の難しいところです。

 

ここから20時間程度で次の動きがでてくるでしょう。これにともない今日の東京時間は揉み合いと予想します。乖離チャートからは若干の下打ち感を受けますが、ここも揉み合いでしょう。

 

もちろんいつも通りに短期の思惑が突然入ってくる可能性もありますので要警戒です。

 

最後に日足で全体の流れを見てみましょう。

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昨日は完全に6日線とモメンタムリボンを下抜けしたので、このまま下落トレンド入りかと思われたのですが、東京時間の切り返しによりまた分からない形となりました。明確に上抜けしていませんし、ここ2ヶ月ほどどちらかに動きそうになっても抑え込まれてしまいます。昨年もこのような動きでしたので季節性の動きかもしれません。海外勢はそろそろサマーバカンスシーズンで手仕舞いに向かっているかもしれません。とはいってもコロナウイルスのおかげでバカンスになりませんが。

 

そろそろ7月も終わりが見えていますので、月末や夏相場に向かったポジション調整の動きなどが出てきて、値幅は無いものの複雑な動きになりそうです。

 

それでは本日も生き残りましょう。