ダニエルのテクニカル分析

先物・為替のテクニカル分析について考えます。同名の仮想通貨投資家の方とはまったくの別人です。

2020年8月18日の225チャートチェック

おはようございます。今日の東京地方はうすぐもり。夏らしい朝を迎えました。

 

昨晩のNYダウは-86の27844で小動き。わずかに下落です。いっぽうNASDAQは最高値を更新しており、どこまで行くのだろうといった感じです。他、材料的には特に大きな動きはありませんでした。

 

ではチャートチェックです。ただいま07:50。まずは15分足から。

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昨日の予想は寄りで上の動きを引き継いだ後は頭を押さえられると予想したとおりの展開です。いつもと違うのは、昨日の欧州・米国時間でほとんど動きがなかった点です。少し遅めの夏枯れでしょうか。

 

チャートでも揉み合いに入っていることが分かります。モメンタムリボン、移動平均、乖離チャートいずれも揉み合いで、これといった方向性が出ていません。現在少し下がってきていますので、東京時間寄り付きはまずこの動きを引き継ぐでしょう。わずかに下げる感じでしょうか。乖離チャートでは下限バンドタッチからの切り返しになっていますが、おそらく狭いレンジでの揉み合いで全体的には徐々に頭を下げていくような動きになると予想します。

 

ただし、余り下がるようですと公的資金が入って来ますから、後場辺りに切り返す場面があるかもしれません。

 

どこかのタイミングで方向性を出してくると思いますので、値動きには注意しましょう。

 

60分足です。

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こちらも揉み合いです。昨日の東京時間寄り付きの上下はただのノイズになっていますが、全体的には揉み合いからペナントを形成していますので、やはりこれもどこかで方向性がでると予想します。

 

モメンタムリボンは揉み合いですが、移動平均がわずかに陽転サイクル入りしそうですが、このサイクルは短期で終わるでしょう。こちらでもやはり今のところ方向性は見えません。乖離チャートも限りなく基準線と平行に動いています。これは基準となる長期移動平均と、短期移動平均が接近して動いていることを示しており、値動きがなくなった場合にこのようなチャートを描きます。

 

日足です。f:id:hebitsukai2283:20200818075022p:plain

上抜けしたのは良いが、ここからさらに上昇するにはエネルギーが足りていません。13日に上下ヒゲの短線を描いたところで天井っぽい雰囲気がしていたのですが、やはり上抜けにはもうすこし条件が揃わないと難しいのかもしれません。3日連続で上下ヒゲ、うち2日は陰線である点からもわかります。乖離チャートが示しているとおり昨日にも予想しましたが上のオーバーシュートになった可能性が高く、ここからはすこし調整するかもしれません。移動平均の形からそれほどの波乱は起きないと思いますので、あくまで調整の範囲でしょう。もし動くのであれば20、28日あたりは注意です。

 

それでは本日も生き残りましょう。