ダニエルのテクニカル分析

先物・為替のテクニカル分析について考えます。同名の仮想通貨投資家の方とはまったくの別人です。

2020年7月7日の225チャートチェック

おはようございます。今日7月7日七夕の東京地方は少しだけ晴れ間の見える程度の晴れ、梅雨の一服といった感じです。

 

昨晩のNYダウは+459で26287と大幅反発。2日の雇用統計に続き、昨日発表されたISM非製造業指数が予想を大幅に上回った事が好感された模様です。

 

雇用統計と同様俄には信じがたい感じがしますが、これが現実なのでしょう。それでは本日もチャートチェックです。ただいま08:00。日足からです。

 

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昨日は長い陽線が建ち、このところの三角持ち合いを上に抜けそうな形です。今日も陽線が立てばこのところの揉み合いは上に抜けた形になります。日足での移動平均も陰転サイクル入りを拒否した形となり上昇トレンドが延長となります。これも俄には信じがたい状況です。これによりモメンタムリボンも陰転入りを否定し、もうしばらく陽転が続くことを示しています。乖離チャートでも同様に陽転サイクルに入りかけています。

 

今日の動きに注目といったところです。

 

60分足です。

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昨日は東京時間の寄りでわずかに売られた後は強い買いの思惑が入り、ナイトセッションに入ってすぐに20780まで買われました。先にISMが良好でと書きましたが、東京時間で高値を取った後米国時間では揉み合いからわずかに下げた形となっています。この上昇には特に原因が見当たらないのですが、私は以下の3点の可能性を考えています。

  • 3日が米国休日だったため2日の雇用統計での上昇分を東京時間で織り込めず、翌営業日の昨日に行った
  • 将来のトレード収益が期待できない短期筋が、市場参加者の心理の逆を取る格好で仕掛けてきた
  • テクニカル的に昨日陰線を引くと下げトレンドが発生しするため、これを嫌って買い支えを行った

まあ良く解りませんが、なにか理由があるのでしょう。

 

話を元に戻して、乖離チャートは現在陰転サイクルで下限バンドタッチからの反転です。すこし揉み合いの形ですので、東京時間寄り付きは上を覗きにいくもののそれほど大きい動きはでないと思われます。昨日の上昇が大きかったため、変化点は00時頃から始まっており、これを受けての米国時間揉み合いと思われます。60分足での変化点はしばらく見られません。

 

15分足です。

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15分足で見るとナイトセッションで取られた高値が少し無理矢理な感じもします。その後23時頃に発生した上下はISMによる動きで数値が良かったわりには売られています。これは折り込みが済んだ事を表している可能性もあります。そして米国クローズ後に反転して上シグナルで上昇トレンド入り。現在は移動平均も陽転、モメンタムリボンも陽転です。この動きには最近よく見られるような気がします。だいたいこの流れを東京時間寄り付きが引き継ぎ、お昼前後で反転するのですが、昨日はそのまま上昇しました。おそらく本日もこの流れを引き継ぐ形で東京時間が始まるのでしょう。ただし、突然流れが変わる可能性も十分にあるため注意は必要です。

 

変化点は10:45頃から少し長めで、上下に振られるように見えます。お昼頃上に抜けていれば再度高値を取りに行くでしょう。どちらに行くのかは予想がつきません。乖離チャートは陽転サイクルでの揉み合いです。今現在の陽線で陰転入りを否定していますので、これは揉み合いが続くでしょう。となるとやはり東京時間の寄り付き辺りは少し上下がありますが、極端に下がることはなさそうです。そして注目は11時あたりからです。

 

さて今日はどのような動きになるでしょうか。それでは本日も生き残りましょう。