ダニエルのテクニカル分析

先物・為替のテクニカル分析について考えます。同名の仮想通貨投資家の方とはまったくの別人です。

2020年7月2日の225チャートチェック

おはようございます。今日の東京地方は晴れ、気温23度。昨日の嵐のような雨空は過ぎ去り、気持ちの良い朝です。

 

さて昨晩のNYダウはー77の25734で揉み合いとなっています。時間外で25530まで下げていましたが、予想外に指標が良かったこと、コロナワクチン開発の進捗などのポジティブ材料が連発し実質的には上昇となっています。

 

 

ただし昨日はいろいろと不思議な現象が発生しており、不穏な予感がします。詳細は以降で記載します。

 

 

それではチャートチェックです。ただいま07:45。日足からです。

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日足は相変わらず動きがありません。昨日が長めの陰線になるかと思われたのですが、下ヒゲ陰線となっています。これによりモメンタムリボンの形が若干変わったくらいですが、下トレンドが徐々に強まってきた感じがします。乖離チャートではあいかわらずの揉み合いですが、陰転サイクルに若干足が伸びてきたことから、ここからは更に注意がひつような形になっています。

 

また月曜日で24日先行線の下に潜り込むことから、一気にした圧力がでてきます。25日線はすでに下回っていますから、この傾向はこれよりいっそう強くなるでしょう。

 

60分足です。

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昨日の東京時間から売られ始め、21時前で22000を割れています。ところが21時から買いが入りだし、ADP雇用統計、コロナワクチン、ISMなど好材料が連発し、それまでの下トレンドを否定する形になりました。

 

ただし東京時間での下げは日本株だけで、ダウ先物等に影響は無いため、日本特有の需給により売られたものと思われます。ひとつの可能性としては、ETFの利払いを控えておりプレで先物売りの需給が発生したなどが考えられます。いずれにせよ市場のマインドは安定していない可能性が高いと思われます。

 

現在モメンタムリボンは陽転、移動平均はここから陽転サイクル入りの可能性が高いです。乖離チャートでは陽転サイクルでの揉み合いで若干下げそうな雰囲気が伝わってきます。今日の東京時間は揉み合いか若干の下げ、米国時間ではまた強い動きがありそうです。そして明日は米国の独立記念日で休場となります。となると日本特有の需給だけで仕掛けられる可能性もありますので要注意ではないかと予想します。

 

15分足です。

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15分足では昨晩の動きが良く解ります。21時前に切り返しでモメンタムリボンは上シグナル点灯。そのまま上トレンド、陽転サイクル入りで今朝まで続いています。明け方に上ヒゲ陰線を引いているのは週末に向けた手仕舞いが入った可能性もあります。

 

そして移動平均の形が、予想するのに難しい形となっています。一昨日あたりも見られましたが、この形には方向性がありません。ここから揉み合い入りか、徐々に頭を下げてくる形がいちばん矛盾無く収まるとは思いますが、上の可能性も捨てきれません。ただいずれにせよ大きな動きにはならず、どこかのタイミングで突然方向性が出るのがこの形ですから、警戒は必要でしょう。

 

乖離チャートでは陰転サイクル入りを短期で終了して上に向かう雰囲気ですが、これはもう少し陰転サイクルを続けてよさそうに見えます。またはこれも揉み合い入りするのが自然でしょう。

 

変化点はちょうど現在で、今朝方の弱い下げを修正する動きになっています。次は9:30頃ですが、あまり大きな動きにはならないでしょう。

 

さて今日はどうなるでしょうか。それでは本日も生き残りましょう。