ダニエルのテクニカル分析

先物・為替のテクニカル分析について考えます。同名の仮想通貨投資家の方とはまったくの別人です。

2020年7月3日の225チャートチェック

おはようございます。今日の東京地方は曇り。気温24度。天気は優れないものの気温・湿度が低いので比較的過ごし易い感じがします。

 

昨日のNYダウは+92で25827と小幅反発です。昨日、米国では雇用統計が発表されましたが、一昨日のISMに続いて予想以上の改善を見せており、これを受けて市場ではリスクオンとなり一時は26000を越えるところまで買われました。その後は、本日が米国市場休場と週末を迎えての手仕舞い、フロリダのコロナウイルス感染拡大、米中関係の緊張のなどの要因を受けて若干下げて引けています。

 

昨日の動きはまたハロンズさんのまとめを参考にすると良いでしょう。

 

 

さてそれでは本日もチャートチェックです。ただいま07:55。まずは日足から。

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日足ではあいかわらずの揉み合いです。昨晩の米国が高値引けしていればトレンドが反転していたかもしれませんが、上ひげで終わったということは、未だ迷っている状況でしょう。そして月曜日からは本格的に上値が重くなってくるはずです。

 

モメンタムリボン、乖離チャートいずれも昨日までと変わらずに揉み合いの状態です。乖離チャートが陰転サイクルでの揉み合いですが、あまり雰囲気は良くない感じです。

 

60分足を見てみます。

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昨日の東京時間は300円幅ほどで上下しています。予想通り寄り付きに少し反発の動きが見られたものの売り崩されます。その後お昼前に買いが入り22260あたりまで戻すも再び売り崩されて安値引け。そして大引け後から再度買いが入り出して米国時間で高値と、最近よく見る光景です。東京時間での上下は、この時期特有の要因がいくつかあるでしょうが、短期勢による思惑が主だと思います。

 

モメンタムリボンは昨日の明け方で上シグナルで米国クローズまで続きましたが、現在は若干頭を重くしており、本日の東京時間で陰転しそうです。移動平均では陽転サイクルの半分を越えており、ここからは調整入りの可能性があります。乖離チャートでも0時に上のオーバーシュートで折り返し、ここから陰転サイクル入り。変化点は10時頃とお昼から後場にかけて出ています。おそらくここは頭を押さえられる形と予想です。そして今晩23時までに上に抜けていないと、少し強めに押さえつけられる形になります。

 

15分足です。

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昨日の東京時間の上下が良く解ります。このところコロコロと短期トレンドが切り替わりますので、一方向に傾けたポジが取りづらく感じます。モメンタムリボンは東京時間のお昼頃に上トレンド。米国指標での高値は異常値でいったん22300割れまで下げることで基準値を22330あたりに納めている様子がわかるかと思います。その後日付が変わる頃に下シグナル点灯で現在は陰転サイクル入りとなっています。

 

乖離チャートでも昨日の東京時間からの上下サイクルが規則的に発生している様子が分かるかと思います。0時を過ぎてからは振幅量が減少して揉み合いの形に入っていますので、この先新しい動きが出てくるでしょう。今のところ方向性は見えません。

 

15分足での変化点は午前中いっぱい、それほど激しくはありませんが上下が見られそうな雰囲気です。22350を明確に上抜けることが出来れば再度上トレンドに乗るかと思いますが、現在の形だと少し下側の修正が入りそうです。

 

本日は米国市場休場もあり東京時間は短期勢の思惑が入りやすくなっています。思わぬ値動きが発生する可能性がありますので売り買いどちらも注意かと思います。

 

それでは本日も生き残りましょう。