ダニエルのテクニカル分析

先物・為替のテクニカル分析について考えます。同名の仮想通貨投資家の方とはまったくの別人です。

2020年8月5日の225チャートチェック

おはようございます。今日の東京地方はうすぐもり。気温27度。すこし夏らしくなってきています。

 

昨晩のNTダウは+164で26828と続伸です。にこそくさんのまとめにあるとおりで、追加支援の進展を期待して買われたとのことです。

 

 

また金曜日の雇用統計の数値はかなり改善する可能性があります。

 

 

さてチャートチェックです。ただいま07:50。15分足から。

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昨日の東京時間は調整としましたが、実際に始まってみると寄りから強い買いの思惑が入りだし22650まで上昇となりました。ただしひととおり買いが一巡した後は売られて、ナイトセッションでは22420まで戻してしまいます。寄りの買いは公的資金あたり、後場からの買いと売りは短期勢の仕掛けのような気がします。その後の欧州、米国時間ではボックスの動きとなり、現在は22500あたりを推移しています。これによりモメンタムリボンはわずかに陽転で上昇傾向。乖離チャートは揉み合い。この流れを東京時間が引き継ぐでしょう。変化点はまだ出ていません。

 

おそらく東京時間の寄りは若干買われて始まり、わずかに調整が入った後はボックスの動きになると予想します。現在が弱い陽転サイクルですので、次は陰転サイクルで22400あたりまで下げる展開がありそうです。

 

60分足です。

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昨日東京時間での高値取りから一気に売られ、欧州米国時間でボックスに入る様子が良く分かります。 60分足の乖離チャートで見ると東京時間の高値は異常値で上に乖離したため修正が入ったと考えることもできます。

 

60分足でも乖離チャートは揉み合い。しばらくした後陰転サイクル入りしそうです。モメンタムリボンも、このまま株価が推移するなら東京時間引けあたりに陰転サイクル入りです。チャートは頭を押さえつけられてる雰囲気ですが、昨日のように突然思惑が入り出す可能性もあり、なかなか予想が難しいところです。おそらく次は陰転サイクル入りで若干下げで予想します。

 

日足です。

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あいかわらず日足はよくわからない動きです。本来は下がるところを無理矢理に支える動きは3月以降でよく見られる光景で、これも世界的な金融相場の結果なのでしょう。もうこれは受け入れるしかありません。おそらくコロナウイルスによる経済混乱が一段落するまでは、上がりも下がりもしないこのボックスの動きが続くでしょう。

 

いちおうチャート的には形が良くありません。普通であれば売られますが、多少の損失を抱えても意地でも売らずに買ってくる人たちが存在しています。世界的に株価指数仕手株のようになってます。まあいずれ大きな調整が入るとは思いますが。

 

日足ではモメンタムリボンは揉み合い。乖離チャートは先週金曜日が下へのオーバーシュートとなり現在は陽転サイクルを目指しています。昨日のローソク足が陽線とはいえ長めの上ひげをひいてますので若干の弱含み、おそらく乖離チャートもここから揉み合いに入りそうです。

 

日本は決算シーズン真っ盛りであること。今週末は雇用統計、サマーシーズンに向けての夏枯れといろいろと要因があります。そして日本は来週末終戦記念日となり、毎年なんらかの動きがある時期でもありますので、警戒は怠らない方が良いでしょう。

 

それでは本日も生き残りましょう。