2020年7月27日の225チャートチェック
おはようございます。今日の東京地方は曇り。すこし雲が切れかかっていますから、今日は雨降りは避けられそうです。
先週末日本市場は連休によりお休みとなりましたが、この間に米中対立が激しくなっており、休み明けの日本市場は荒れそうな予感がします。
武漢の米領事館に戻ろうとする米外交官のPCR検査で双方が揉める
— ばび⛅ (@aoyamacapital) 2020年7月23日
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ヒューストンの中国領事館を閉鎖
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ロイター:武漢の米領事館閉鎖観測
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環球時報:香港の米領事館閉鎖観測
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アップルデイリー:香港の米外交官一部が沖縄からの米軍輸送機を乗って出国したと報道。 pic.twitter.com/3YbXQt3QbB
それでは本日もチャートチェックです。ただいま07:55。日足から。
先週末の23、24日で長めに陰線を引き、チャートの雰囲気はずいぶんと変わりました。一気に6日線、モメンタムリボンを下抜けし、先行線まで割っています。モメンタムリボンは陰転、移動平均はまだ耐えていますが、このまま推移すればやっと陰転サイクル入りです。乖離チャートはすでに陰転サイクル入りでどこまで下限を試しにいくかの形となっています。
ただし、最近の株式市場は金融緩和による過剰流動性に加えて、一部の市場関係者・参加者による過熱化によりかならずしも一方向の動きとはならないため注意が必要です。今回下げたと言っても500円ほどですから、また一日で22800くらいまで回復があってもおかしくありません。逆に一気に22000を割れる可能性もありえます。さすがに今回は大きめに調整が入ると予想してはいますが。
60分足です。
23日の17時の動きでモメンタムリボンは陰転入り、下シグナルが点灯した後は途中1度の調整を入れて22300まで下がっています。現在はいったん底打ちの形になっていますので、この後新しい方向性が出てきます。乖離チャートでは現在揉み合いの形で方向性が見えません。
変化点は今のところ大引け後の16時頃で、どちらに動くかはまだ見えていません。今朝のオセアニア時間の動きはわずかに売られる方向ですので、東京時間もこの動きを引き継ぐことでしょう。ただし例によって公的資金による買い支えが入りますので、前場からお昼にかけて底堅い動きが見られる可能性もあります。
15分足です。
24日の動きは比較的小さいレンジの中で上下しています。これにより方向性は見えていませんが、いずれどちらかに動き出します。モメンタムリボン、乖離チャートどちらも方向感はありませんので、とりあえずは揉み合いが続くでしょう。変化点も見えませんのでなんとも予想がしづらい感じです。
日足が下げの形になっていますから、大きなフローは下方向となりそうです。これに対して短期の思惑が入り上下します。米中の動きを観察しながら流れに従うことになりますが、夏枯れで参加者も減っていますから無理に付き合わず様子見が良いかと思います。
それでは本日も生き残りましょう。