2020年5月19日の225予想
おはようございます。今日の東京地方はあいにくの雨模様ですが気温は18度と過ごしやすい朝です。
昨晩のNYダウは+911の24597と大幅上昇となり、あいかわらずのジェットコースター地合が続きます。上昇した要因としては昨日のパウエル議長の会見で言及されなかったものの、FRBによるETF購入への期待感から地合が良くなっている所に、米モデルナ社によるコロナワクチン治験に関するポジティブニュースが伝わったあたりが考えられます。
【要人発言】
— みんなのFX|トレイダーズ証券 (@Min_FX) 2020年5月17日
🇺🇸パウエルFRB議長
「弾切れはない。必要ならさらに行動できる」
「失業率は20-25%がピークとの見通しは正しい」
噂された上場投資信託(ETF)購入への言及はなく、
🇺🇸🇯🇵米ドル円は107.20円近辺で伸び悩む展開💹
米モデルナはコロナワクチンの治験で抗体獲得ができたと発表。数千人規模で最終治験し7月に最初の出荷を見込みます。有効なワクチンの早期開発に懐疑的な声もある中、経済再開の後押しが期待されます。#新型コロナ #COVID19 #緊急事態宣言https://t.co/ywGHrHyQWm
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) 2020年5月18日
さてそれではチャートチェックです。ただいま08:20。まずは日足からです。
225は昨日の陽線で500円ほど上昇。モメンタムリボンを下回り雰囲気が悪化しているところをぎりぎりで踏みとどまった感です。5月11日の高値を上回って引けていますので、この勢いが続くのであれば21000回復も見られそうな雰囲気です。変化点を無事に過ごしましたが、乖離チャートではあいかわらず陽転サイクルを推移中も揉み合いの形です。現在は若干上にオーバーシュートの形になっていますので、どこかで少し調整を入れても良さそうに思えます。またモメンタムリボンでも陰転サイクルをいったん挟まないと、さらなる上昇には若干無理がありそうです。
60分足です。
15日深夜に上シグナルが出た後、昨日の寄り付き前に若干のもたつきがありました。昨日の記事はちょうどその時間帯に書いていたので、横這いか若干の下げを予想していたのですが、寄り付きでいったん下げて20000を割った後に比較的強い買い思惑が入り、株式の引けで20140を付けた後、イブニングで値を引き上げられ、さらに米国時間で20680と、東京市場が動いていない時間帯で500円の上昇。あいかわらず米国指数に引っぱられる225でした。
モメンタムリボンは綺麗に上昇。現在変化点を経過していますので、若干の調整となっています。乖離チャートでも同様にさすがに上昇しすぎですので上のオーバーシュートとなり調整入りです。
ここからは少し揉み合いで、東京時間内で次の方向性がでてくるかどうかでしょう。後場あたりに注意が必要かもしれません。
15分足です。
60分足と同様に昨日の東京時間から米国時間にかけての強い上トレンドが発生している様子が良く解ります。21、23時あたりからの強い動きから米国においてなんらかの材料があって上昇したことが解ります。米国市場でも後場は揉み合いに入りじり高で最高値更新し、引けた後は若干売られて下シグナルが点灯しています。
現在モメンタムリボンはねじれて下げ方向。このままの流れであれば東京時間はいったんは陰転サイクル入りです。乖離チャートでも今朝の高値が上へのオーバーシュートとなり調整入りしています。
今日の東京時間の日経平均は500円近くギャップを空けた高値で寄りついた後、少し売られて20500あたりを目安とした小動きでしょう。短期では弱い下トレンドを描きそうで、20400を割れる事があれば下に走るかもしれません。
60分足では上トレンドに乗っているのですが、あいかわらず500円程度は簡単に動く地合ですので、警戒は怠らないようにしましょう。
それでは今日も一日生き残りましょう。