ダニエルのテクニカル分析

先物・為替のテクニカル分析について考えます。同名の仮想通貨投資家の方とはまったくの別人です。

2020年6月2日の225予想

おはようございます。今日の東京地方は曇り。気温19度で穏やかな朝です。

 

昨晩のNYダウは+91の25475でほぼ横這いとなりました。いろいろとネガティブな材料ばかりが目につくのですが、株式市場はまったく気にすることも無く騰がって行きます。売り方の踏みという説がありますが、これまで売ポジションが積まれていたので、その可能性も高いでしょう。

 

では本日もチャートチェックです。ただいま08:20、まずは日足です。

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結局は昨日も長めに陽線をひきました。少し頭打ち感がでてきたかのように思えたのですが、実際に東京時間がスタートするとやはり強い買いが入ってきます。

 

モメンタムリボンからは未だに乖離していますし、乖離チャートでも上限バンドを越えています。いずれ下げますが、そのタイミングはいまのところ見えません。

 

日足的には眺めているだけです。ほんとうに良く続くなあと思える上昇トレンドです。

 

60分足です。

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昨日の予想では揉み合いとしました。実際に動き出すと21950~22150と200円幅ですので揉み合いといえば揉み合いでしょう。引け後欧州時間寄り付きで急落して21950まで戻しています。これは中国による米国産農産物輸入停止処置の発言を受けて一時的にリスクオフに動いた物です。その後は例によって不思議な買い支えが入り米国時間引け後に22250まで高値を取ります。現在は若干売られて22150で、昨日東京市場の引けと同程度になっています。

 

モメンタムリボンは上昇傾向継続。現在若干頭を下げていますが、これはここのところよく見られる動きで、以前であればこの流れを東京時間で引き継いでいた事もありますが、現在は単なる調整の動きです。もちろん地合が変わってこのまま下げる可能性もありますので要注意です。昨日から新しい陽転サイクルが始まっており、予測線の動きからではあと12時間ほどで陰転サイクル入りしそうな雰囲気です。通常の値動きであればこの後は21500あたりまで調整しても良さそうです。短期トレンドは切り替わりが早いので、どちらか一方に傾けることなくとにかく流れに乗っていくのが良いでしょう。

 

乖離チャートでは上限バンドタッチからの折り返しですので、東京時間寄り付きは多少の調整はありそうです。

 

15分足です。

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昨夕17時前の急激な下げから連続した買いの流れが米国時間引けまで続いていることが良く解ります。乖離チャートでも揉み合いの形で長いトレンドが続いていました。変化点でも崩れていませんので、それだけ強い思惑だったのでしょう。

 

現在は若干売られてからの反発の動きが見えています。これもまた陰転サイクル入りを否定して上昇トレンドに乗ろうとする動きですので、この後東京時間の寄り付きから22200をしっかり越えてくるかに注目です。もし越えれば更に高値ですが、勢いが無ければ売られる可能性も高いと考えます。東京時間が始まってから、各プレーヤーがそちらについていくかどうか次第でしょう。

 

乖離チャートでは下限レンジタッチからの反発になっています。あまりに現在の戻しが強いと一気に上限レンジタッチになってしまいますので、上げたいのであればじわじわと買っていくのがよいはずですがどうなるでしょうか。

 

今日の東京時間は例によってそれほど広いレンジにはならない揉み合いでしょう。ここから高値を取ってもせいぜい22300が良いところでしょうか。さてさて。

 

とはいえ、下がる下がると言い続けていればいつかは当たるのは言葉遊びですが、やはり実体経済が追いついていない状況では、楽観方向にべったり傾くのも危険です。ただしこのような不安感を利用して売りを誘って踏み上げる、ずる賢い手法もありえますので、結局は流れに乗って行くしかないのでしょう。

 それでは本日も生き残りましょう。