ダニエルのテクニカル分析

先物・為替のテクニカル分析について考えます。同名の仮想通貨投資家の方とはまったくの別人です。

2020年3月26日の225予想

おはようございます。今日の東京地方はうすぐもり。午後は気温が21度にもなるそうで、いよいよ暖かさも本格的になってきました。

 

さて昨晩の米国市場のNYダウ、一時は$22000まで延びるも米国上院議員の発言から値を消し$495高の$21200で終わりました。いずれ容認されるのでしょうけど、もうしばらく時間が必要の模様です。

 

では本日もチャートチェックです。ただいま07:50。まずは日足から。

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昨日大幅続伸で一時は19640まで値を伸ばしましたが、イブニングセッションで頭を押さえられ、日足的には上下に長めのヒゲをつけたコマの形となっています。モメンタムの24MAを追い抜いてここから陽転サイクルを推移するのですが、昨日も解説したとおり若干上昇スピードが速かったために調整を入れる必要があります。おそらく17500~20000程度のボックスを形成するのではないかと思われます。

 

乖離チャートでも陰転サイクル推移中。まだしばらくはこの状態が続きそうです。来週は若干の注意が必要かもしれません。

 

60分足です。

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昨晩18:00頃の下げがちょうど良い調整になったかもしれません。昨日解説したとおり頭を押さえられた格好となっており、モメンタムではここから陰転サイクル入りしますが、それほど激しい下げにはならないと思います。とはいえ最近値幅の大きい環境ですから400幅くらいは覚悟しておきましょう。

 

乖離チャートではここから陰転入りです。ボラティリティバンドが狭いため、こちらも大きい動きは無いと思われます。

 

ただし現在はまさに持ち合いに入っている状態です。これがある程度続いた後、どちらかに大きく動くことを示しています。おそらくいったん下でしょうか。

 

では15分足です。

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15分足で見ると少し印象が変わってくるかもしれません。このチャートでは上下値幅が1000ほどあります。通常の地合であればこれでも十分なボラティリティです。昨日の大引けからイブニングの安値まで5時間で1000下げてますから、普段ならこれだけで大騒ぎですが、慣れというのは恐ろしいもので、特に話題にもされていない様子です。

 

モメンタムは上下に規則正しいサイクルを描きながら推移。ここからは陰転サイクル入りで12時過ぎに変化点があります。おそらくここまでは下げ気味、お昼過ぎに折り返しで上としたいところですが、下げそうな気配がします。もし下に抜けると18600あたりまで下げるかもしれません。

 

乖離チャートでは陰転サイクルが終わります。従って東京時間寄り付きはいったん上、その後調整のため下げ。いつもの上下が入って後場がどうなるかといったところ。なんとなく下目線です。

 

本日も難しい地合が続きますが、今日も一日生き残りましょう。

 

16:50 反省会

本日もお疲れ様でした。今日も反省会です。15分足チャートで今日を振り返ってみましょう。

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今朝の予測では寄りでいったん上げの後に調整、上下してから下げそうな気配としました。ほぼ予想通りの動きです。下値は18600としましたが現在値が18460ですから、まあまあ良い感じでしょうか。

 

本日は大きめの思惑が少なめで日銀ETF買いも入っていない模様ですから、比較的テクニカルに忠実な動きであったと考えています。

 

そしてモメンタムでトレンド延長となりましたので、この辺りでとりあえず下げ渋りで欧州時間はボックスで米国時間にバトンタッチでしょう。今晩の米国は少し上げられるのではないでしょうか。いまだ下値で17300あたりは見えてますので引き続き警戒が必要です。