2020年3月25日の225予想
おはようございます。今日も東京地方は晴れ。少し肌寒さは残るものの、さわやかな朝です。
昨晩の米国市場、NYダウは$2112の大幅上昇を見せ、一気に$20704まで回復を見せました。日経225も先物ベースで18270の前日終値からイブの引けで18920まで戻しており、またオセアニア時間でも上昇していますので、現在の寄り付きは19050気配。となると日経平均も19200前後で寄ると思われますので、実に1100ほどのギャップを空けてのスタートとなるでしょう。
これは昨晩の指標が予想より良好だったこと、米国議員の対ウイルス景気刺激策の容認発言などが流れたことなどが考えられますが、おそらく昨日の東京時間での株高が牽引したことが大きかったのではないでしょうか。
【指標】3月米製造業PMI速報値 49.2、予想 42.8ほか#投資 #為替 #FXhttps://t.co/zTtTEm5rBE
— トレーダーズ・ウェブFX (@traders_webFX) 2020年3月24日
ペロシ氏:議会が今後数時間以内に刺激策に承認することができるhttps://t.co/gGxINsN1js
— TEAM ハロンズ (@TeamHallons) 2020年3月24日
実際に東京時間での大引け前からは売ポジションの回収と思われる動きがでており、時間外でもSGXやCMEでの買い戻しが行われていたため、夜間での大幅高に繋がったのではないかと思われます。
では今日もチャートをチェックします。ただいま08:30。まずは日足から。
昨日長い陽線をつけて、いっきに5日線、モメンタムを上抜いています。乖離チャートでも一気に陽転サイクル入りです。おそらくここからは調整を挟みつつ、20000を伺うような値動きになるかと思われます。
3月15日の記事で中期予測について解説しましたが、このストーリーが続くものと考えていますので、おそらく20000あたりで上昇が鈍くなり、もしかしたら瞬間21000を伺う展開があるかもしれませんが、その辺りがボックスの上限となることでしょう。ここで戻したとしても、夏・秋にかけては神経質な値動きになると予想します。
60分足を見てみましょう。
23日早朝の安値をつけた後は、一本調子の上昇をみせており、モメンタムに乗って推移し続けています。乖離チャートでも陽転サイクルの滞在時間が長いため、さすがにすこし頭打ち感を感じさせます。今週中はそれほど大きな波乱は無さそうにも見えます。
ただし材料出尽くしによる利食いの売りなどが出てくる可能性は十分に考えられますし、来週からは陰転サイクル入りする可能性もありますので、引き続き注意が必要です。
15分足です。
こちらは今回の上昇の過程をよく示しており、小さい調整をはさみながらやはり一本調子で上昇しています。乖離チャートでも陰転サイクル入りを示しており、ここから寄り付きを挟んで少し調整が入るでしょう。やはり頭打ち感がありますから、すこし様子見が良いかもしれません。
この先の動きについて15分足チャートでは手がかりがみつかりませんので、良くわかりません。おそらくは若干の調整ですが、寄り付きはショート勢の踏み上げや、出遅れ勢の買い出動で思わぬ高値がつくかもしれません。
上下どちらもオーバーシュートの動きが出やすい環境かと思われます。
それでは今日も一日生き残りましょう。
17:45 反省会
本日もお疲れさまでした。本日も反省会です。
終わってみれば大幅上昇で、一昨日までの酷い下落も一段落でホッとしている方も多いのではないでしょうか。もともとの地合として上昇トレンドが続いていたところに米国におけるウイルス景気対策合意のニュース、オリンピック延期決定などによりあく抜けしたことにより上昇に弾みがついたのでしょう。
では15分足チャートで本日の値動きを検証してみましょう。
今朝の予想通り寄り付きからは若干売りが入りましたが、9:30頃より買いが入りだし、小さい調整を挟みながらそのままモメンタムに沿って上昇し、19642まで買われています。乖離チャートでもおだやかに陰転から陽転へサイクルが切り替わっている感じが良く読み取れるかと思います。
ここからは若干ボラティリティバンドが狭まりつつありますので、値動きは鈍くなりボックス入りし、また今晩の米国時間で新しい方向性が出るでしょう。一気に上げすぎて日足のモメンタムを追い抜いてしまったので、おそらくここからは少し調整する事もあるかと思います。また当初の予想通り20000~21000あたりで頭打ちになると考えていますから、あまり高値を買っていくのもどうかと思います。いずれ二番底が来ることになるでしょうから、しばらくは注意しながらの短期トレードをお勧めします。
それではまた明日も生き残りましょう。