2020年3月19日の225予想
おはようございます。今日の東京地方は晴れ。近所で木蓮の花を見かけるようになりましたし、桜のつぼみもずいぶんと大きくなり、春はもうすぐといった感じです。
さて株式市場に目を向けると、春はまだまだといった感じでなんとも冴えません。昨晩の米国株はダウが1338ドル安の19898ドルと20000ドルの大台を割って引けましたし、取引中には18917ドルまで下げています。これは米国で発令された国防生産法を嫌気したことも要因として加わったためと思われます。本件についてはもみあげさんのブログに詳しいので以下を参照ください。
そして先ほど突然の為替やCFDが上昇しましたが、こちらはECBによる債券購入の緊急措置を受けてのものと思われます。
#BREAKING ECB launches 750 billion euro "pandemic emergency" bond-buying scheme pic.twitter.com/MkKXIlejuY
— AFP news agency (@AFP) 2020年3月18日
それでは本日もチャートをチェックしてみましょう。ただいま08:10。まずは日足です。
なんとも冴えない動きです。昨日のチャートがすこし期待できる状態だっただけに残念な雰囲気さえ漂います。唯一の救いは今のところ陽線をひきつつあることでしょうか。これがモメンタムの24日線を越えないと底打ちはまだまだでしょう。乖離チャートも状態は変わっていません。
60分足です。
昨日の17500の高値から下げ続けたトレンドでしたが、先ほどの上昇でいったん切り返せたように見えます。戻りが少し早めなので、このあとじゃっかんの調整があるかもしれませんが、上昇トレンドを継続できるなら15時くらいで昨日の下げはいったん終わりそうな気配です。
乖離チャートでも陰転サイクル入りを見せていますので、しばらくは落ち着いた値動きになるのではないでしょうか。
ただしまだまだ安定にはほど遠い状態ですし、昨日のようにとつぜん大きな思惑が入っていくることも考えられますので、引き続き注意が必要です。
次に15分足です。
こちらも03:00あたりで底打ち後反転し陽転サイクル入りで上昇トレンドが続いています。こちらでも上昇しすぎですので、この後若干の調整が入りそうです。時間的には10時頃でしょうか。この時間帯で上に抜ければ相当強い動きになるでしょう。確率的には半々といったところです。先ほどの60分足では48本線が徐々に垂れていますが、15分足では上昇を示しています。ここで強く戻して17500あたりが取れれば、60分足の48本線も上向きになりますので雰囲気は良くなります。ここは注意したいところです。
乖離チャートでも陰転否定で陽転サイクル延長の形になっています。すこし期待できるかもしれません。
ただしファクトは相変わらず変わっていませんし、今回の株価下落はコロナウイルスを隠れ蓑にした原油戦争だと考えていますので、もうしばらくは安定しない値動きが続く物と思われます。
毎日厳しい状況が続きます。今日も生き残りましょう。
18:00 反省会
今日も一日お疲れさまでした。今日も反省会です。15分足で今日の値動きを追ってみましょう。
今日は落ち着いた動きの予想でしたが、残念ながらザラ場寄り付きまでの動きは良かったものの、寄り付きから売られはじめ、12:00には16260まで売られてしまいました。これが12:00を境に雰囲気が変わり、引けは16530まで戻します。
そして引け後の欧州時間からは買い入り出し、18:00の時点で17140まで戻しており、ほぼ今日の寄りと同じ価格をつけており、ザラ場で下に行ってこいになってしまいました。
モメンタム、乖離チャートどちらでも寄りから売られて12:00に反転している様子がわかります。
ザラ場中の売りは、おそらく昨今の状況下におけるHFによる現物株式の処分ではないかと思われます。この売りが一段落するまではなかなか株式市場もアク抜けできません。
ただ本日の12:00からの動きで、資金が多少戻りはじめたような感じも受けましたので、来週からは期待したいところです。日足で崩れなければ来週には株価が5日線を上回れるかもしれません。
まだまだ油断はできませんが、来週も生き残りましょう。
