2020年3月20日いろいろ
おはようございます。本日は春分の日。朝の気温は13度と突然春が来たかのような暖かい陽気の中での目覚めでした。
さて今週の株価はなかなか難しい値動きでした。今日はCFDが動きていますので、値動きを観察しながら来週の戦略などについて考えています。そのなかで拾ったいくつかの気になる記事を紹介します。
Twitterのぱびさんの投稿で、現在なにが起きているのか書かれていますので、ここはよく読んでおきましょう。
今Wall Streetで何が起きているかというと、流動性との戦いだ。NYの感染状況が相当シビアになってきているが、トレーダーという職種はどうしても自宅でできないからみんな普通に出勤してフロアで市場と戦っている。それも限界に来ているようで、既に数社からトレーダーの感染者が出ている模様。
— ばび☔ (@aoyamacapital) 2020年3月18日
また気づかれた方はいるかもしれませんが、先週は全体的に売られている中で不思議な上昇を見せる銘柄があったかと思います。こちらについても言及しています。
火曜日から3日連続続くアンワインド、木曜日では2000年以降最大と見られる。アンワインドはまだ途中経過だと思われ、解消されたのが35-40%程度。 pic.twitter.com/0UzFvepkAR
— ばび☔ (@aoyamacapital) 2020年3月19日
ロング・ショート銘柄のいくつかを拾って比較チャートを作りました。
このように13日から変化がみられます。この動きはアンワインドが終了する今月いっぱいは続くかもしれません。
またダウ、オイル、ドル、10年債の比較チャートです。
こちらは9日から切り替わった様子がわかります。
2月9日でなにかファクトに重大な変更があり、徐々に資産の整理動いていったと推測できます。上記のロング・ショート銘柄の比較でも9~10日はなにか判断して一瞬立ち止まったような動きを見せています。
9日に何があったかは明白で、週末7日のOPECで減産期限延長の合意に至らなかった事が原因でしょう。
これを受けて9日には$42から$30までWTI原油先物価格が下落しています。
今回の原油戦争については、さすがのトランプ大統領もなんらかの対策を示さないとならない状況になった模様です。
そして今朝方はこのような情報もありました。さすがのプーチン大統領も共倒れは避けたいのでしょうか。
プーチン大統領がノバク ・エネルギー相にサウジアラビアと話し合いを持つように指示があったとの関係筋からの情報で原油急騰なのだ。
— ゆきママに乗っ取られたアライさん♀ (@pawhara_arai) 2020年3月19日
【原油】26.25 (1㍑=18.25円) pic.twitter.com/y1YInh9IZS https://t.co/HGfk8nX8aG
ちなみに原油生産コストについてはこちらの方が紹介しています。
これはエゲツない。各国の原油生産コスト。現在24ドル。つまりサウジ以外は皆原価割れしていて倒産する。サウジはこの場に及んで減産でなく2割増産を発表し他の国の石油会社を潰しにかかった。さあ、どうするトランプ。#原油 #WTI pic.twitter.com/YqkO9LG8Iq
— 酒本正夫 (@SakemotoMasao) 2020年3月18日
現在ではもっとコストは下がっており、サウジで$3あたり、シェールが$40とのことです。原油の一日辺りの生産量が多い国については以下で確認できます。
1位米国、2位サウジ、3位ロシアとこの3カ国で過半数を占めている状態です。
世間ではコロナウイルスの報道で沸いていますが、今回の株価下落にはこのような要因があることも把握しておくと良いのかもしれません。