ダニエルのテクニカル分析

先物・為替のテクニカル分析について考えます。同名の仮想通貨投資家の方とはまったくの別人です。

2020年3月20日いろいろ

おはようございます。本日は春分の日。朝の気温は13度と突然春が来たかのような暖かい陽気の中での目覚めでした。

 

さて今週の株価はなかなか難しい値動きでした。今日はCFDが動きていますので、値動きを観察しながら来週の戦略などについて考えています。そのなかで拾ったいくつかの気になる記事を紹介します。

 

Twitterのぱびさんの投稿で、現在なにが起きているのか書かれていますので、ここはよく読んでおきましょう。

 

また気づかれた方はいるかもしれませんが、先週は全体的に売られている中で不思議な上昇を見せる銘柄があったかと思います。こちらについても言及しています。

 

ロング・ショート銘柄のいくつかを拾って比較チャートを作りました。

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このように13日から変化がみられます。この動きはアンワインドが終了する今月いっぱいは続くかもしれません。

 

またダウ、オイル、ドル、10年債の比較チャートです。

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こちらは9日から切り替わった様子がわかります。

 

2月9日でなにかファクトに重大な変更があり、徐々に資産の整理動いていったと推測できます。上記のロング・ショート銘柄の比較でも9~10日はなにか判断して一瞬立ち止まったような動きを見せています。

 

9日に何があったかは明白で、週末7日のOPECで減産期限延長の合意に至らなかった事が原因でしょう。

headlines.yahoo.co.jp

 

これを受けて9日には$42から$30までWTI原油先物価格が下落しています。

画像

 

 

今回の原油戦争については、さすがのトランプ大統領もなんらかの対策を示さないとならない状況になった模様です。

news.yahoo.co.jp

 

そして今朝方はこのような情報もありました。さすがのプーチン大統領も共倒れは避けたいのでしょうか。

 

ちなみに原油生産コストについてはこちらの方が紹介しています。

 現在ではもっとコストは下がっており、サウジで$3あたり、シェールが$40とのことです。原油の一日辺りの生産量が多い国については以下で確認できます。

1位米国、2位サウジ、3位ロシアとこの3カ国で過半数を占めている状態です。

原油生産統計 | 原油 | Enerdata

 

世間ではコロナウイルスの報道で沸いていますが、今回の株価下落にはこのような要因があることも把握しておくと良いのかもしれません。