2020年3月22日225短期予想
おはようございます。近所に桜の名所でもある大きな公園があり、昨日散歩してきたところ、桜は3分咲きといったところでした。今週末には見ごろになるのではないでしょうか。
さて、いっぽうの株式市場に目を向けてみると、まだまだ春は遠いといった感じでしょうか。新型コロナウイルスの感染拡大は収まる様子を見せず、原油戦争もまだ出口までほど遠いといった感じです。
本日は休日ですから、日足週足チャートを用いて225の短期動向について予想をしてみましょう。
まずは日足です。
いつものチャートに6日線を入れてみました。短期的な方向性を知るにはけっこう良く機能します。
20日は日本市場がお休みでしたが、海外でCFDや連動型が動いていましたので、株価は更新されており、これを23日の東京市場が引き継ぐ形となります。20日にいったん株価は上昇しています。これは20日の記事でも紹介したとおり、原油戦争についての若干明るめのニュースが流れたことが要因かと思います。ただしその後の米国時間では再び売られて値を消しています。
チャート的に重要なポイントはいくつかあり、まず日足の終値が6日線をなんとか上回っています。この6日線はDN_MAFで予測部分を描いていますが、この後は上昇していく可能性を示しています。また乖離チャートでもバンド下限にタッチしたのち反転し陽転サイクルへ向かう形となっています。
また青の先行線との乖離も最大地点を過ぎていますので、これ以上の下落が無いわけではありませんが、おそらく今回の下落サイクルは収束に向かうでしょう。
確実ではありませんが、23日の値動きで17500を越えて終わることができれば、ここまでの下落はいったん落ち着くのではないかと予想しています。
ただし、新型コロナウイルスの感染拡大による経済活動の停滞、世界的な被害の拡大などは収束する兆しが見えませんし、原油戦争についてもまったく不透明です。そしてこれを理由としたポジションの巻き戻しもまだまだ終わってはいませんので、決して安心できるような状況ではありませんから、引き続き注意は必要です。
いちおう週足も確認してみましょう。
先週の足は長い下ひげを伴った陰線となっています。これが陽線であればかなり期待できるところですが、それでも若干の下げ止まり感は見えてきています。乖離チャートもとりあえずはレンジを抜けましたので、すこし底堅くなるのかもしれません。
モメンタムチャートの青の先行線では、変化点まで2ヶ月程度あることを示しています。モメンタムがまだ下げ止まってはいませんが、おそらく来週、再来週で下げ止まると予想しています。
まだまだ予断は許されません。引き続き警戒しながら、今週も生き残りましょう。