ダニエルのテクニカル分析

先物・為替のテクニカル分析について考えます。同名の仮想通貨投資家の方とはまったくの別人です。

2020年3月9日の225予想

おはようございます。今日の東京地方はくもり。まだ肌寒さの残る朝です。今日も一日頑張りましょう。

 

先週の動きと中期予想は昨日に検証しましたので、今日は簡単にチャートチェックをしてみましょう。

 

その前にいくつか気になるニュースです。

www.nikkei.com

サウジアラビアが石油増産を予定しており、これにより原油価格が32ドルまで急落しました。これは米国のシェールオイル関連の業績に悪影響を与えることとなり、これらの企業が発行するハイイールド債の下落を呼ぶ可能性があります。当然リスクオフになりますので動向には注意が必要です。

 

また週末のコロナウイルスによる米国、欧州での感染拡大を受けたリスクオフムードも徐々に深まりつつあり、株式市場はもちろん全世界的にあまり雰囲気がよろしくありません。

 

この影響で本日は早朝からドル円が104.257まで急落しています。

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225もCMEで20000を割れて19580まで下げてしまいました。窓を開けての下落ですから、こうなるとチャートも崩れてしまい、しばらくはテクニカル分析が通用しなくなってしまいます。

 

いちおうチャートを確認してみましょう。ただいま07:50です。まずは日足です。

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昨日の予想で今日、明日に底値を覗いていったん反発と予想していました。日足、週足共に窓を開けての大幅下落です。モメンタム、乖離チャートどちらも底値探しの動きとなっています。

 

先週の金曜日安値が2番底ではないかと予想していたのですが、もしかしたらまだ一番底さえ来ていなかった可能性もあります。

 

60分足です。

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さすがに日足以下はチャートが壊れてますので予想しようがありません。こうなると手出し無用で眺めているだけになります。

 

さすがに節の19500あたりは底堅くなるのかと思いますが、あちこちの投資家がポジションを解消してくるでしょうから、ロングを入れるにしても、その次の節である19300あたりまで待って良いのかもしれません。ちょっと積みたい感じはします。

 

いちおう15分足も見ておきましょう。

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こちらも60分足同様で窓を開けての下落。チャートも壊れてますので、予想しようがありません。おそらく10時くらいになんらかの変化があると思います。東京時間の動きとしては、断続的な投げと売りの利食いなどが交錯しますので、前場はかなり上下が激しい動きになるでしょう。後場は14:00以降いつものボックス入りかと思われます。

 

厳しい地合ですが、今日も一日生き抜きましょう。

 

17:30 反省会

お疲れ様です。朝方は要注意で19000台を予想していましたが、あっさりと割ってしまい、現在CFDでは19000も割れて瞬間18700まで付けた後、現在は18930で推移しています。

 

日足チャートを見てみましょう。

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寄り付きで窓を空けての下落で、当然東京時間は売り買い交錯の動きとなりましたが、やはり売り方優勢の動きとなり、引けで19180まで押し込まれた後、イブニングセッションで更に売り込まれて上記のとおりの動きとなりました。日足では上下ヒゲの長い陰線で、これもまた雰囲気が良くありません。今晩の欧州、米国時間で切り返せるかがポイントとなるでしょう。

 

乖離チャートでも底割れの形です。そろそろ底打ちしても良さそうではありますが、この動きではいつになるか解りません。

 

15分足を見てみましょう。

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15分足チャートでは、今朝のギャップダウンからの下げがモメンタムに乗っていることが解ります。先ほどの下げが一時的な仕掛けであったことは、モメンタムから乖離していることからもわかります。

 

乖離チャートでも同様に中心値から離れていますので、やがて収束することでしょう。

 

問題はいつ底入れして反発するかですが、現在のチャートからではなかなか読み取ることが難しいです。普段使わない4時間足では今晩の米国時間あたりで変化点があるので、ここで切り返せるかどうかでしょう。

 

ただ先ほどの19000割れがいったんの底打ちになったかもしれませんので、今後の動きに注意しましょう。まだまだ様子見継続です。