2020年2月18日の225予想
おはようございます。昨晩は米国市場休場で静かな夜でした。たまにはポジションを外してゆっくり寝るのも良いものです。
さて今日はどうなるでしょうか?また予測を建ててみます。
まず日足です。ただいま朝の07:30です。
よく見えないかもしれませんが、先週より逆相関状態にあります。モメンタムのシグナルは陽転サイクルを推移、来週あたりから陰転サイクル入り、乖離チャートでも同様で現在は値幅が若干大きいもののボックスを推移している状態です。
一部予測では春頃に26000等の観測も耳にしますが、ボクとしてはこのチャートからは恐怖しか感じません。普段であれば、このままずるずると下げていくはずです。
とはいえ異常金融相場の昨今です。昨日の米国における株式配当への課税撤廃、今回のコロナウイルスによる経済への影響を回避するための更なる金融緩和、経済刺激策などの噂を聞いていると、まだまだムリにでも株高と好景気感を演出するつもりなのでしょう。やはり恐怖しか感じませんが。
それでも予想はやはり下と判断します。
では60分足を見てみましょう。
60分足では下降トレンドで陰転サイクルの最中ですが、昨晩は米国市場休場のためCFDは03:00で停止しています。手がかりがありませんので予測は困難ですが、このあとはいったん陽転すると思います。おそらく、あまり強くはないでしょう。
乖離チャートでも陰転サイクルの終わりにさしかかっています。バンドが極端に狭くなっているのは、昨日の流動性の薄さを示していますので、ここから流動性が出てきて徐々にバンドが広がっていくはずです。
次に15分足です。
こちらも60分足と同様に03:00で停止しています。そこに至るまでの流動性は少なく、乖離チャートのバンドも極小の状態です。短期で陽転サイクル中。08:00から動き出すはずですが、おそらくいったん下に振れると思います。その後は東京時間からいったん上、最終的には売られるのではないかと考えています。
昨日のようにこの時期は仕掛けが入りやすいので引き続き警戒しましょう。
それでは今日も生き残りましょう。
17:20 追記
本日もお疲れ様でした。では反省会です。
まず60分足から。
今日は東京時間で下を見にいってから一端反発を予想するも仕掛けに警戒の旨予想していましたが、悪い予感ほど当たるもので、ギャップをあけて安値に寄った後、断続的に売りがでてきてしまい23130まで売り込まれてしまいました。こうなるとテクニカルも何も無く、ただ売りが途切れるのを待つのみとなります。
乖離チャートではバンド範囲内で現在も陰転サイクル推移です。そろそろ陽転サイクルを目指してもよさそうな時期なので、ここから少し戻しが期待できるかもしれません。ただし米国時間のオープンでいったんロスカットの売りが入る可能性も考えられますし、なんといっても現在の金融市場を取り囲むさまざまな状況を考慮すると買いは今ひとつ入れづらいと考えています。
次に15分足を見てみます。
こちらも60分足と同様ですが、現在はいったん売りが収まりバンドも収束。すこしだけ反転の兆しもみえてはいます。おそらく切り返しがあるとは思いますが、個人的にはやはり戻りを十分に引きつけて売っていく方が良いかもしれません。
新型コロナウイルスだけでなく、この時期はHFの45日ルールやMSCIリバランス、益出しの売りなど、さまざまな売り要因が重なります。もちろん、米国は大統領選を控えていること、新型コロナウイルスによる経済ダメージを軽減するためのさらなる金融緩和などのポジティブ要因も考えられますが、昨日の日本GDPを考慮するとやはり楽観できる状況ではないと考えます。
さて、明日はどうなることでしょうか。