ダニエルのテクニカル分析

先物・為替のテクニカル分析について考えます。同名の仮想通貨投資家の方とはまったくの別人です。

2020年2月6日の225予想

おはようございます。

 

新型コロナウイルスの関する懸念を払拭する数々の報道で昨日の世界株価は大きく戻すことができました。すこし動きが極端すぎますが、米国大統領選挙を控えた年ですので、この程度はしかたないのかもしれません。

 

さて本日もチャートをチェックしてみましょう。只今2月6日朝7:45です。

 

まずは日足をみてみます。

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2月3日の切り返しから昨日で短期の5日線を抜きました。これにより上を狙える形になったのですが、さらに1月27日にできたギャップも埋めて、48日の中心線まで越えてきました。こうなるとさらに上が期待できる形です。

 

ただし調整を入れること無く短期で戻しすぎた感じもしますので、買いを入れる場合でも少しは注意しながらが良いでしょう。また、ここからさらに上の24000あたりは売りを検討しても良いかと思います。

 

現次の変化点は2月8、16日となります。8日までもみあい、16日は現在より上の値を取っているかもしれません。

 

次に60分足です。

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60分足では昨晩夕方のコロナウイルスに対するワクチン報道から一気にあげて来た感じがしますが、そこに至るまでのトレンドに注意してみると、昨日の東京時間のボックスが調整で、現在が動きがトレンドに載っている状態であることがわかります。昨日の値動きでも先行線に乱れはでていませんので、変化点となる手がかりはありません。

 

この場合、価格の上昇が停まってボックスができたところで新しい方向性が見えてくるまで待つ必要があります。

 

ただし乖離チャートは上にオーバーシュートの形になっていますから、本日の東京時間はまた調整に当てられるかもしれません。であるとすると、下げたところは買いとなります。

 

最後に15分足です。

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15分足では、昨晩2時頃の変化点を軽く上に抜きましたので、トレンド延長の形になっています。変化点は東京時間の寄り付き辺り、こちらも若干の調整かなといったところです。ちょうどオセアニア時間が始まりますのでここから1時間程度の動きに注視しましょう。

 

乖離チャートはレンジ内に収まっており、現在陽転サイクルを推移中。そろそろ陰転して良いかなといったタイミングです。

 

本日の気になる記事はこちら。コロナウイルスより圧倒的に被害が多い模様です。

 

株価は下落前の水準までほぼ戻すことができて市場には楽観ムードが漂っていますが、気を抜くことなく値動きに注意しながら今日も生き抜きましょう。

 

17:00 追記

日足で上を期待と朝方書きましたが、あっという間に達成してしまいました。以下は日足です。

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今朝方とはまったく景色が変わっていることに気がつくと思います。上限バンドを突き抜けてオーバーシュートになりました。あとは折り返しが始まるあたりを見据えて売りを入れたいところですが、スーパーチューズデーを控えた現在でそう簡単に下げさせてくれそうにありません。ダウ3万ドル、日経24200あたりを狙うのかもしれないです。売る場合はじっくり引きつけましょう。

 

変化点は今朝紹介したとおりで変更ありません。さらに上げるとしても調整を入れないとチャートとの整合性がとれないのだけどなあと言った感じです。

 

次に15分足です。

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東京時間の寄り付き後30分程度で調整完了、上値を追っていく展開です。最近の特徴である東京時間は引けまで調整にあてられる予想については外れてしまいました。ただし昨晩3時の陰転サイクル入り否定でトレンド延長はしっかり効いて、期間、値幅ともにだいたい2倍を達成しました。トレンド延長は3回が目安なので、次も20時辺りからの動きでさらに延長するようですと一気に24200円ですが、さすがにどうなのかなぁといった感じです。

 

ただここまで東京時間で上げてしまうと、欧州時間、米国時間でそれぞれショートカバーの動きが出るでしょうから、もしかしたら今晩24000回復があるかもしれません。

 

なんとなく個人は手出し無用な地合なのかなぁと感じてます。