ダニエルのテクニカル分析

先物・為替のテクニカル分析について考えます。同名の仮想通貨投資家の方とはまったくの別人です。

2020年9月4日の225チャートチェック

おはようございます。今日の東京地方は晴れ。気温27度ですが、若干蒸した感じのする朝です。

 

昨晩のNYダウはー807、28292で、一時22978まで下げるなど久しぶりの波乱となりました。またNASDAQは-4.96%、S&P500も-3.51%と久しぶりに大きく調整した感じです。

 

昨晩の値動きについてはもみあげさんがまとめていますので以下をご覧ください。

 

www.momiage.work

 

理由はいまひとつわかりません。昨日TSLA、AAPLなどが時間外で売られていましたので、やはり高値圏での調整でしょうか。ただしどの程度の調整なるかさっぱり分かりません。

 

ではチャートチェックです。ただいま08:25。15分足からです。

f:id:hebitsukai2283:20200904082520p:plain

昨日の予想では東京時間寄り付きで若干上下した後揉み合い。23500を明確に越えるか23300を下回ればトレンド発生としていました。寄り付きこそ23600で始まったものの、売りに押されて東京時間・欧州時間は冴えず、米国時間に入って下落です。現在もわずかに下方向の動きです。

 

モメンタムリボンは陰転、移動平均も陰転サイクル。乖離チャートは下限バンドを探りに行く形。移動平均はここから株価が下回れば陰転サイクル延長となります。

 

おそらく東京時間は寄りから売り買い交錯、その後公的資金が出てくるので下げ渋りもあるはずです。しかも下げたといってもまだ23000で、500円程度です。23500まで回復する可能性も十分にあります。ただ気になるのは米国市場が崩れていることで、こちらが持ちこたえないと225も冴えない動きになるはずです。それより問題は新興市場で、公的資金の支えがありませんので、直近高値を取っていた銘柄などはかなりの注意が必要です。

 

60分足です。

f:id:hebitsukai2283:20200904083448p:plain

この記事を書いている間に225のCFDだけ買い支えの動きが入っています。米株のCFDがそれほど動いていないので、東京市場だけの思惑で動いているのでしょう。

 

チャートをざっと眺めると、下げたといっても先月末の水準に戻っただけです。問題はここからトレンドがどうできてくるかです。モメンタムリボンは陰転。移動平均も陰転サイクル。乖離チャートは若干下限バンドタッチからの戻り。ただし48本線が下げていますので、戻りがあっても鈍いかもしれません。

 

60分足の変化点をちょうど通過中ですので、すでに動きがでていますが東京時間は下げ渋りがみられると予想します。ただし、もしも東京時間で23000を明確に割ると陰転サイクル延長となり、22500あたりまで下げるかもしれません。

 

本日は金曜日、月曜はレイバーデイにより米国市場休場ですから、今晩の米国時間の動きは気になります。

 

日足です。

f:id:hebitsukai2283:20200904084020p:plain

日足で見ると昨晩の下げも上げすぎた分の調整の範疇です。ここから明確に割って行くのかどうか興味深いところでしょうか。気になるのは2週間後に出てくる下げ圧力で、現在24本線を割りそうで、移動平均のサイクルは次が陰転ですから、この後は下げるとしか思えないのですが、また緩和マネーによる買い上げがでてきてあっさり否定される可能性も否めないし、どうなるかなあといったところです。

 

9月相場入りして注目の大統領選まであと2ヶ月ちょうどとなりました。再来週には日本の新首相も決まります。ここから年末までは波乱の多い値動きとなるでしょう。

 

それでは本日も生き残りましょう。