ダニエルのテクニカル分析

先物・為替のテクニカル分析について考えます。同名の仮想通貨投資家の方とはまったくの別人です。

2020年9月7日の225チャートチェック

おはようございます。今日の東京地方はくもり。気温25度。九州地方に来ている台風の影響で天候は優れません。また九州地方に台風被害が出ないことを祈ってます。

 

先週末のNYダウは-159、28133と続落です。またNASDAQやS&P500なども崩れています。米国時間オープン直後から激しく売られ、一時NYダウは$900近い下落となりましたが、なんとか切り返しています。

 

今回の米株の下落ではソフトバンクGによる現物株とオプションを使った仕掛けが原因との話題がネットには流れています。以下でぱびさんがまとめていますが、それほど大きな金額ではありませんが、他の要因ともタイミングが合わさって今回の波乱に繋がった可能性は十分に考えられます。

 

 

それではチャートチェックです。ただいま07:30。15分足からです。

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金曜日の東京時間は寄り前のオセアニア時間から入った買いが前場まで続き23250を回復、その後は大引けまで揉み合いとなりました。指数はそれほどの波乱となりませんでしたが、マザーズなどの新興株で直近高値を取っており銘柄はけっこう売られていた模様です。その後米国時間に入り雇用統計の発表後に激しく売られて22860まで下げますが、切り返して23270と下への行ってこいとなりました。

 

現在は23100あたりを推移。モメンタムリボンは陰転ですがどちらかと言えば揉み合いです。乖離チャートも下限バンドを探りに行ってます。東京時間寄り付きは売り買い交錯でしょうが、若干の買い圧力が出てくると予想します。変化点は10~13時。この形だと上に抜けるのは難しそうですので、揉み合いに入るのではないでしょうか。今日の所は激しく売られることは無いと思いますが、米国がレイバーデイで休場のため流動性が低く、ちょっとした仕掛けで大きく値を崩す可能性があります。

 

60分足です。

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60分足で眺めると先週の激しい動きも結局は上下に振られただけのレンジ相場だったことが分かります。価格的には9月1日と同水準で、現在は陰転サイクルをこなしたところ。この後チャートは揉み合いに入り、しばらくしてから新しい方向性が出てくると予想します。

 

14時過ぎに少し強め変化点が現れていますが、ここは大きい動きにはならないでしょう。東京時間の前場で23250を明確に上回れれば、もう少し上が期待できる形ではあります。60分足でも今日は激しい下げがでてくるようには見せませんが、上もそれほど期待できる形ではありません。しばらく揉み合いの調整時間が必要に思えます。

 

日足です。

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日足はあいかわらず混沌としています。気になるのは9月14日からでてくる頭を押さえつける動きです。

 

週末一目均衡表を眺める機会があったのですが、こちらでも同様に少し日がずれますが11日に雲の薄い箇所ができています。

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この雲が薄くなる箇所は抜けやすい印象があり、急所となりやすいこと、またMSQと重なる日でもあり、若干の注意が必要でしょう。さらに翌14日は日本で新しい首相が決まりますので、なにかと株価を動かしやすいタイミングです。

 

今週から来週の動きについては十分な注意が必要と予想します。

 

それでは今週も生き残りましょう。