ダニエルのテクニカル分析

先物・為替のテクニカル分析について考えます。同名の仮想通貨投資家の方とはまったくの別人です。

2020年2月7日の225予想

おはようございます。今朝の東京方面はマイナス1.7度と、おそらくこの冬シーズンでいちばんの冷え込みとなりました。この寒さももう少しですから、体調を崩さないよう注意しましょう。

 

さて昨晩の米国市場は、中国政府による関税引き下げの発表、コロナウイルスの懸念後退などを受けリスクオンに向かい88ドル高の29379ドルとなりました。一方で日経平均先物は23860でイブニングセッションを引けましたが、その後CFDでは24000にタッチしています。

 

今日は昨日予想した通りの展開になるでしょう。ダウも3万ドルを目指すかと思ったのですが、いまひとつ勢いを感じない点は気がかりです。

 

では本日もチャートをチェックしましょう。ただいま8:00です。

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日足ではほぼ前回の下げ分を埋め戻す格好となり、ここからさらに高値を狙える体制となっていることがわかります。前回、前々回は24140付近で跳ね返されていますから、これを上抜くことができれば更なる高値が狙えるでしょうし、もし跳ね返されるとトリプルトップの形でいったん売りとなります。

 

ただし、すこし戻りが早すぎるのと、ここまでほぼ一本調子で上げてきたので大天井を打つ可能性もあり気が抜けません。

 

変化点については昨日と変更無く、8日、16日は注意です。どうやってこのチャートの整合性を取りにくるのかとても興味があります。16日までにいったん23400あたりまで下げてから23700に平均値を持ってくる動きがいちばんしっくりきます。ここから大きく上放れはちょっと考えづらい感じです。

 

次に60分足を見てみます。

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こちらは昨日からのトレンドを引き継いでおり、調整はわずかな幅しか入れておらず一本調子で上げています。あいかわらず先行線に手がかりがみられませんが、あえて読めば明日の13時頃でしょうか。乖離チャートも上手くオーバーシュートしないように推移しています。

 

次に15分足です。

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この文章を書いている最中にオセアニア時間で24022まで上げてきました。本日の日経平均が24000を回復するのは間違い無いでしょう。

 

15分足ではボックスの動きに見えますが、わずかに上昇トレンドを描いています。乖離チャートからも短いサイクルで陰転陽転を繰り返し、意外に注意深く上がっている感じがします。

 

変化点は東京時間の寄り付きあたり。おそらく、寄り付きで24000達成後にまた調整を入れてくるのではないでしょうか。24000以上からは売りを考えていますが、大天井であれば最後に大きな吹き上げが来るはずなので注意しながらエントリーしましょう。しかし、オセアニア時間での仕掛けられている場合は値動きが荒れやすい印象を持っていますので、どちらかと言えば様子見したいところです。

 

難しい地合になりそうです。本日も生き抜きましょう。

 

18:01 追記

本日の反省会です。

 

まずは60分足から。

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寄り付きで24000達成の後に調整と予想しましたが、結局オセアニア時間で24035あたりを達成したのち、東京市場オープンとともに下げはじめ23770あたりまで売り込まれてしまいました。以後の東京時間はもみあいに入るいつもの展開ですので、調整予測は当たりましたね。

 

日足では天井圏で陽の陰のはらみ足となってしまい、セオリー通りなら売りとなりますが、現在の値動きは作為的に作られている感じがしますので、判断はむつかしいところです。もしも月曜日に陰線が出れば今回の上げがダマシで下トレンド継続となりますが、はてさてといったところです。

 

15分足も見てみます。

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こちらは寄り付きからの売られ方が良く解ります。上限レンジを越えたところがオーバーシュートとなり、一気に下限レンジまで売られてた後にボックス入り、大引け後の買いで上手くチャートに整合性を取った形になります。

 

現在、ローソク足が先行線に沿って推移し、乖離チャートと相違が出ています。48本線も垂れ気味ですし、このような状態の時は思わぬ下げに注意したほうが良いかもしれません。またここから2~3時間が変化点となりますので、こちらも注意が必要です。

 

来週はマイナーSQです。また米国の対中関税の第一段階合意、ファーウェイ制裁の猶予期限など、その他いろいろとイベントを控えていますので、また油断の出来ない週となりそうです。