2020年2月12日の225予想

おはようございます。寒い毎日が続きます。すでに2月も中盤にさしかかりました。春までもうすぐです。

さて、昨日は建国記念の日で日本市場はお休みでした。にもかかわらず、米国の株高に引きずられるように日経平均も海外市場で買い上げられ、先物で10日デイの引け23630から、CFDで一時24035まで上昇してしまいました。現在は23930あたりで推移していますので、本日の日経平均も23900前後での寄り付きとなるでしょう。

これらを踏まえてチャートをチェックしてみましょう。

まずは日足です。

7日に長い陰線、8日に下ひげをつけていますので若干の反発は当然のように予想できますが、さすがに戻しすぎな感じを受けます。

今回よりDN_MAFM2を運用開始しましたので変化点が視覚的に良く解るかと思いますが、ここから先26～28日あたりに変化点が見えています。モメンタムもちょうど良い辺りにさしかかっており、ここから先の動きには注目すべきでしょう。おそらくそれほど上げられないとは思います。

乖離チャートでは、まだ上限レンジまで余裕がありますので、もしかしたら24200あたりまで試す動きがあるかもしれません。

次に60分足を見てみます。

60分足の値動きにはそれほどの違和感を感じさせず、陰陽サイクルをきれいに描きながら推移しています。それでも現在は戻しすぎですから、ここから先はいったん陰転サイクルに向かうことが予想されます。

ちょうど現在が変化点をすぎたところですので、現在の陽転サイクルは中盤を過ぎていることが解ります。また乖離チャートのバンドも収束傾向ですから、本日中には新しい方向性が見えてきそうです。

では15分足もチェックしてみましょう。

15分では短期で昨晩の陰転サイクルが終わりました。昨日の24025はオーバーシュートであったことがわかります。これを調整するために今朝の下げがあったようにも見えます。

この後は東京時間寄り付きあたりに変化点があり、次は陽転サイクル入りです。いったん上を目指す動きがでるかと思いますが、それほど強くはないでしょう。黄色の中心線もその辺りから頭を下げてくる模様です。

乖離チャートでは24000タッチがあったにも関わらず狭いレンジを形作っていますので、現在はボックス状態であることが解ります。これもやはり新しい方向性がいずれ出ることを示しています。

例によって東京時間までのオセアニア時間で仕掛けが入ってくるようであれば、多少の警戒が必要でしょう。

本日の予想は以上です。

以前より書いているとおりここからの買いはかなりためらわれます。個人的には下目線を変えていないのですが、米国大統領選や、中国の新型肺炎による経済への影響払拭のための金融緩和、その他各国の大規模な金融緩和などの材料が常に供給されており、実体経済と株価に乖離が生じています。

経済サイクルであれば、業績相場→逆金融相場→逆業績相場→金融相場の順がセオリーですが、現在は業績が悪化しており、これを金融で支える格好です。つまり普段の相場サイクルが逆転する格好になっています。これはもちろん、各国の経済危機を回避するための必死の努力の結果ではありますが、これが招く結果についてはあまり明るい未来を描くことができません。

さてさてどうなることでしょうか。では本日も生き残りましょう。

17:30　追記

さて本日も反省会です。まずは60分足から。

先物が寄りついてから若干買い上げが入ったものの、売り崩されてしまいました。チャート的には変化点からの折り返しで陰転サイクルに向かいましたので予想通りといったところでしょうか。もうすこし買い方の抵抗があるかと思っていたのですが、引け間際に入っただけでした。それでも日経平均指数は日足で陽線を建てましたので面目躍如なのかもしれません。

現在は陰転サイクル入りをためらうような動きになっています。もしここで耐えて次の変化点で崩れることなく切り返せれば、また24000越えを狙える展開になるでしょう。

日足で陰線の長い下ひげとなっており、今晩の米国で切り返せないと三尊天井で下落入りの可能性も捨てきれません。様子見か短期が良いかと思います。

次に15分足です。

15分足では日中の動きで陰転サイクルを消化して陽転サイクル入りしたところです。ちょうど18:30頃に変化点がありますので、ここを上抜けられれば24000回復、崩れれば23500あたりまで調整といったところでしょうか。

やはり米国時間がいつもどおり鍵になります。