ダニエルのテクニカル分析

先物・為替のテクニカル分析について考えます。同名の仮想通貨投資家の方とはまったくの別人です。

2020年2月第一週の値動き

2020年2月第1週目の日経平均225は波乱の値動きとなりました。ここで今週までの動きを振り返ってみたいと思います。

 

今回は新しく開発しているダニエルツールスのインディケーターDN_MAFMを用いて解説したいと思います。

 

さて以下日経225CFDの日足となります。モメンタムの移動平均は24本でこれが基準線となります。黄色の中心線は48本、青の先行線は24本です。

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大幅下落で始まった2月3日は22600を底値に急反発を見せ一気に24030まで駆け上がります。

 

下段の乖離チャートからも解りますように、この戻りにより23000割れがオーバーシュートの形になりました。ちょうど切り返しも先行線の変化点と合致しています。この戻しのタイミングは予想できましたが、ここまでの戻りは予想外でした。実際に先週の記事でも下げすぎのため一端切り返しを予想していたと思います。

 

そして戻りが急激すぎたため、移動平均交差法の整合性を取るためには、いったんの調整が必要であることは昨日の予想でも言及していたと思います。

 

ただし昨日の下落による調整幅が大きすぎ、乖離チャートでは上限レンジに届くことなく崩れた形になったため、もしかしたら再度下値を試す展開なるかもしれません。

 

また昨日下げましたので月曜日にさらに崩れると日足ではトリプルトップの可能性がでてきます。こうなるとやはり大きく下げることが予想されます。

 

上記のチャートでは、今回使用したDN_MAFMに新たに加えられた機能である白いアイコンが表示されています。これは将来の変化点に表示されるシグナルで、この時間あたりで上下どちらかに動く可能性がある事を示しています。

 

ちょうど火曜日あたりがシグナルの位置となっていますので、2月12日前後に大きな動きがあると、市場は混乱すると思いますが開発者としては嬉しいです。

 

久しぶりに週足もみてみます。

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やはり日足と同じく、先週の下げは一時的に下に振られた異常値だったかのようなチャートになりました。先行線の変化点に重なっているところには注目すべきでしょう。シグナルがこの変化点で点灯しているところは作者的には嬉しいです。

 

しかしながら週足でもこの後は陰転サイクル入りを示していますし、ローソク足も上ひげが多くなんとも重たい感じがします。昨年9月からの上昇がちょっとやり過ぎな印象はチャートからも受けますので、この後は週足でも調整が入るのではないでしょうか。

 

2月相場も激しい動きになることが予想されますので、みなさんも十分に注意して生き残りましょう。 

 

13:05 追記

 

DN_MAFMの検証が進んできたので新しい日足チャートを以下に記載します。

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12日、24日あたりが変化日となりますので注意が必要かもしれません。