ダニエルのテクニカル分析

先物・為替のテクニカル分析について考えます。同名の仮想通貨投資家の方とはまったくの別人です。

2020年2月4日の225予想

おはようございます。

 

先週末から続いた寒さの緩みも明日からはまた厳しくなるとのことです。これから寒暖を繰り返し春に近づいていくのでしょう。

 

さて昨晩の米国市場は寄り付きこそ強い買い意欲が入ったものの早いうちに落ち着きを取り戻し28400で引けています。これに引きずられて225先物も23000を維持することなく292925でイブニングセッションが引けました。

 

中国政府の経済支援策に加え、昨晩の米国指標は悪くなかった事から買われたものの、先日のFOMCでのオーバーナイト金利の利上げが影響して頭を押さえつけられたといった感じでしょうか。まあ季節性で売りたかったから売っただけの話なんでしょうけど。

 

それでは本日の225を予想してみましょう。まずは日足でチャート位置の確認です。只今2月4日の朝8:08です。

f:id:hebitsukai2283:20200204075747p:plain

日足は24日線、48日線を割ったままでここまで来るとなかなか切り返すタイミングを掴むのが難しいでしょう。黄色の実線は48日線、点線は予測部分となりますが、予測位置からもかなり乖離した状態です。

 

青い先行線で今日明日あたりから第一の変化点があります。ここを切り返せるかどうかがかなり重要で、もし本日中に23150あたりまで戻せないと、さらに下がる可能性が高くなります。乖離チャートでは陰転サイクルからの戻り。上を狙える位置ではありますが、もう少し掘っても不思議はありません。

 

次に60分足です。

f:id:hebitsukai2283:20200204080645p:plain

60分足では現在狭いボックスに入っている状態。昨晩の米国市場の上げが上ひげ陰線を作っており雰囲気は良くないと思います。すでにオセアニア時間の寄り付きで若干売りが出ています。

 

東京時間の寄り付きと今夜20時頃に変化点があります。東京時間で上下どちらに抜ければその方向にトレンドができると思います。今のところ下の可能性が少し高めでしょうか。とはいえいつもの東京市場ですから、前場は買い上げが入っても不思議はありません。

 

乖離チャートでは特に見るべき所はありませんが、上下切り替わりのサイクルが短くなりつつあり、また何かおきそうな雰囲気です。

 

最後に15分足です。

f:id:hebitsukai2283:20200204081659p:plain

15分足では現在陰転サイクル入り、変化点はやはり東京市場の寄り付き辺り。すこし変化が急激ですので、ちょっと注意が必要。乖離チャートは陰転サイクルを推移中。このチャートからは、いったん切り返しの形に持って行けそうに見えます。

 

現在少し下げすぎているので若干の戻しが期待できそうですが、9時台で下に抜ける可能性もありますので、買いポジの方は注意が必要です。

 

先月の17日以来長期トレンドが下を向いていることから、買いはあまり楽観できない状況かと思います。

 

まだ厳しい地合が続くかも知れませんが今日も生き残りましょう。

 

と書いたところでいくつか気になるニュースが入りましたので追記します。

 もともと英国のEU離脱が現在のスケジュールでソフトランディングするわけが無いという話は周知の事実でしたので、離脱してから書く事項の調整で揉めるだろうなと思っていました。やっぱりなあと言った感じです。もしかしたら今朝の下げはこれが材料なのかもしれません。ポンドも若干売られましたし。

 

17:50 追記

さて本日の反省です。

f:id:hebitsukai2283:20200204175503p:plain

基本は下目線として東京時間の買い上げを考慮し、後場からボックス入りの予想を立ててました。

 

11時頃までは予想通りに推移していましたが、上海市場ががオープンしてから強い買いが入り出しました。ちょうど12時前の変化点にさしかかるあたりで、崩れたら危ないと思われた箇所をすべて上に抜いた形です。こうなると陽転サイクル入りから一気に上昇トレンドに乗りますので、しばらく下げることは無くなります。

 

現在17:50は23220、先物で23200まで戻すことができました。ここまで戻せると日足でも切り返しが期待できる形になります。日足の24日線からはまだ下に位置することと、1月24日のギャップをどのように乗り越えて行くかが気になるところです。

 

とりあえず今晩の米国市場の動きに注目でしょうか。

 

個人的には、もちろん日足が切り返しするまでは、まだ下目線で戻り売りのスタンスです。

 

ただし乖離チャートでは上へのオーバーシュートですので、小幅な調整が入ることはあるかと思います。