ダニエルのテクニカル分析

先物・為替のテクニカル分析について考えます。同名の仮想通貨投資家の方とはまったくの別人です。

2019年12月26日のチャートいろいろ

2019年も年の瀬を迎え、来年の事を語ると鬼が笑うのでしょうが、簡単に日足チャートをチェックしてみようと思います。

 

  • 日経225

まずは日経225のCFDから。

価格は現在23900、24000をつけた際にDNバンドの1.5δ上限に軽く触れています。他の記事で解説しますが、DNバンドについてはサポート・レジスタとして設計されているので、基本的にはバンドウォークで、バンドを抜けたところはオーバーシュートとなります。もちろんこの後に高値更新すればバンドは広がりますので、かならず下落するわけではありませんが。

チャート上では直近バンドで跳ね返された格好になりましたので、この後は小幅なボックスを作りながら徐々に基準線である200日線を目指す動きになることでしょう。ただし200日線は上昇トレンドの最中ですので、どんなに調整しても22370あたりが目安。オーバーシュートを期待しても21500あたりでしょうか。当面の目安は23500あたりだと思います。

下段の乖離チャートでも同様で基準線のプラス域を推移してますので、次はマイナス域に向けた動きになるのでしょう。

もちろん、あくまでテクニカル的な視点です。

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20191226JP225日足チャート

 

  • USDJPY

続いてドル円のチャートを見てみます。

DNバンド、乖離チャート共に現在は基準線のプラス域ですが、なんとも中途半端な位置を推移しています。ドル円はおそらくこの辺りの位置で小さいボックスを作りながらしばらく推移ですが、どこかで110円を目指すのではないかと思えます。目安は110.50で、ここを抜けたならオーバーシュートの折り返しに入るかと思います。時間的にも数ヶ月間のスパンを要するでしょう。

 

ただし、その場合200日線が上向きになり上昇トレンドに乗るかもしれませんので、もう少し上を目指す可能性も出てきます。

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20191226USDJPY日足チャート

 

  • EURUSD

次はユーロドルのチャートです。

ユーロドルはレンジで比較的素直な動きにも見えます。しかしこちらも、とても中途半端な位置でほぼ基準線の上に乗っている感じです。乖離チャートではいったん反発しそうな動きにも見えますので、わずかにユーロ高な方向に動く可能性がありますが、数日前にレンジ上限を抜けて若干オーバーシュート気味になっていますので、またユーロ安な方向に向かっていくのでしょうか。

ちょっとユーロドルは方向性がはっきりせず、ポジが取りづらい位置ですが、200日線はいずれ底打ちをして反転しそうな形にも見えます。

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20191226EURUSD日足チャート

 

  • GBPUSD

最後になにかとお騒がせのポンドドルです。

暴れ通貨のポンドドルですが、チャートをみてもその雰囲気が伝わってきます。12月にかなり強めにレンジを上に抜いてオーバーシュートし、200日線の中心線に戻りつつありますので、次はポンド安のようにも見えますが、そこそこ時間が必用でしょう。また200日線自体は上トレンドに乗りそうな気配もあります。

 

こちらも日足ベースであれば、どちらかのレンジを抜くところまでは様子見したいところです。

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20191226GBPUSD日足チャート

 

さて、ざっと流してチャートをチェックしてみました。いずれ時間が経過したなら答え合わせをしてみたいと思います。この記事は気が付いたところで適宜アップデートします。

 


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