ダニエルのテクニカル分析

先物・為替のテクニカル分析について考えます。同名の仮想通貨投資家の方とはまったくの別人です。

1月9日の日経平均株価動向

年明け早々、米イランの軍事衝突の影響で株価が大きく動きました。

 

昨晩のトランプ大統領の会見における、米国にはこれ以上の軍事制裁の意思が無い旨をうかがわせる発言から株価は下落前の水準近くまで戻しています。

 

以下は1月9日08:00時点の日経225CFD5分足のチャートです。

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日経225CFD-5M

会見中に大きく戻しているのが解るでしょう。また今朝方新たにロケット弾がバグダッドに着弾したとのニュースもあり若干下げた模様ですが、現在は沈静化しています。

 

これを踏まえて、チャートを見てみましょう。以下は日経225CFDの日足と1時間足です。

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日経225CFD-DAILY

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日経225CFD-60M

昨日8日9:00を安値として切り返すことで日足には長い下ひげをつけて陽線を作りました。この形は強い反発を意味しますので、ここからの上昇を予感させます。

 

日足チャートの最新部分にわずかなピンク色と青色のバーが延長していますが、これはボクが開発したモメンタムインディケーターで、色が入れ替わり交互している状態はどちらに行くか迷っている状態を意味します。

同様に60分足でも最後わずかにピンクが見えます。こちらはいったん調整しそうな雰囲気です。

 

結論としては現時点でどちらに行くのか良く解りませんが、60分足の短期ではちょっとだけ下を見ても不思議は無いと思います。また日足ではモメンタムインディケーターの12MAを明確に上に抜けるなら、もう少し上を目指すかもしれませんが、更なる高値を狙うためには上げるだけの材料が必要であり、現状難しいような気がします。

 

日足チャートで黄色の点線が示している部分は移動平均予測インディケーターが予測した将来の24MAの動きで、この後黄色の24日基準線と緑の先行線が入れ替わり陰転サイクルに入り込みそうな状態であることを示しています。ここをうまくこなして上がれるか興味のあるところです。

 

現在のの日本株はほぼ米国の政治的要因で方向性が決まっておりなかなか難しい地合です。

 

なお今回の対イラン攻撃にはこのような憶測がありました。参考までに。

 

wedge.ismedia.jp

 

 18:20 追記

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225CFD-60Mチャート2

 デイセッションが始まったら予想以上に強い動きでした。この動きのポイントについて他の方とも話したのですが、15分足の陰転反転からのトレンド延長ではないかと考えています。

 

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225CFD-15Mチャート2

画面中央左あたりの長い陰線はNYクローズの時間帯である5:30に現れたものです。この動きが続いて弱いと予想していたのですが、切り返して下落したあたりの価格23600を10:00に抜き、ここがポイントとなりました。長期に向かって垂れた短期が跳ね返ったところは強いの基本通りの動きです。

 

日足も長い下ひげをつけた陽線に続く長い陽線です。であれば上が目指せる可能性が高いのでしょう。