ダニエルのテクニカル分析

先物・為替のテクニカル分析について考えます。同名の仮想通貨投資家の方とはまったくの別人です。

1月10日の株価動向について

昨日は想像以上の強さで225CFDベースで朝方寄り付きからNYクローズまでで250円ほどの上げとなっています。

 

イラク紛争もいったんの区切りがつき、昨晩のNY時間は小動き。225CFDは現在08:05時点で23773を推移中。オセアニア時間の動きも特に注目することはありませんが、本日10日は日経225先物ミニのSQ日です。ミニですから小動きとは思われますが、本日からまた来月のミニSQに向けたポジ取りが始まる可能性もあり、それなりに注意は必要かもしれません。

 

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CFD225-60M

ではCFD225ベースでまず60分足からチャートを見てみます。

昨日14時、20時頃の変化点を無難に通過。特に20時の変化点は48本線が合わせる形になりましたので、如何に強い上昇であったか解ります。下段のMAFCDチャートをみてもわかりますように、60分足としてはすでに収束中で、ここから新たな方向性がでるものと思われます。

通常であれば陽転サイクルの後は陰転サイクル入りですがどうなるでしょう。

 

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CFD225-15M

つづいて15分足です。こちらは昨晩17:00からボックスを作っての揉み合いの形になっており、やはり方向性はいまひとつでておらず、注目する点は特にありません。

 

日足は24本線を上回りましたので上昇も期待できますが、先日も書いたとおり、ここからさらに上げていくには新たな材料が必要です。また日足も安値を切り下げる動きになってた所を昨日の陽線で否定している点は気になります。

 

現状、大規模な金融緩和で行き所の無くなった資金が株、その他少しでも金利の高い商品に流れ込んで、チキンレースに似た状態になっているとの認識です。そして一度逆回転が始まると流動性が極端に無くなりかなり厳しい状態になるかと思います。しかしながら、ここはやはり流れに乗るしかないのかなといったジレンマがあります。

 

いろいろ思うところはありますが、本日は週末ということもあり方向性が出るまで様子見がよさそうです。