ダニエルのテクニカル分析

先物・為替のテクニカル分析について考えます。同名の仮想通貨投資家の方とはまったくの別人です。

2020年12月8日の225チャートチェック

おはようございます。今日の東京地方は晴れ。気温10度です。

 

昨晩のNYダウは-148、30069と若干の調整を入れてはいますが特に大きく崩れるような展開にはなっていません。一方でNASDAQが最高値を更新するなど、米国市場はまだまだ勢いが続いている模様です。昨日の指数や為替の調整は、多くの方が忘れているであろうBREXITを材料としています。他にも、昨日触れたように需給的に売られやすい時期でもありますので、ある程度は予想できたかと思います。

 

ではチャートチェックです。15分足から。

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昨日の東京時間は寄りこそ強かったもののすぐに売りがでて、ザラ場中売られる展開となっています。欧州時間でいったん底打ちしましたが、その後は揉み合いとなり、現在のオセアニア時間に続いています。これまで入っていた買い需要が先細ってきた事に加えて、大口の利益確定や先の欧州問題によるリスクオフ、また短期フロー要因の変化などいくつかの原因が考えられます。

 

現在のところモメンタムリボンは陰転。乖離チャートは下限バンドを探っている状態。この後の変化点は10:30頃。東京時間寄り付きは下げ渋りかいったんの反発が見られると予想します。

 

今週はMSQですから特殊なフローが入ってきますので、少し上下に荒れるかもしれません。

 

60分足です。

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60分足で眺めると、先週までの揉み合いで徐々に値を下げてきた動きが、昨日で下方向に抜けたようにも見えます。すこし下げが早すぎますので今日の東京時間は修正の動きがでてくるかと予想します。現在ちょうど変化点を経過したところで、下に抜ける可能性はあまり高くないように見えますが油断はできません。乖離チャートは下限バンドタッチからの切り返しですが、おそらくここからは揉み合いの形に入るように見えます。ただし全体的には下げ方向のトレンドが続いていますから、しばらく27000を狙うような値動きは出てきそうにないと予想しています。

 

それでは本日も生き残りましょう。