ダニエルのテクニカル分析

先物・為替のテクニカル分析について考えます。同名の仮想通貨投資家の方とはまったくの別人です。

2020年12月3日の225チャートチェック

おはようございます。今日の東京地方は雨模様。気温9度です。

 

昨晩のNYダウは+59、29883と揉み合いです。昨晩発表されたADP雇用統計の内容が若干悪化していたため少し売られる場面もありましたが、特に大きな波乱とはならずにほぼ前日と同じ価格での推移となりました。

 

また昨日はイギリス政府によりコロナワクチンの使用が承認されたとの報道が流れています。コロナウイルスによる世界経済の混乱が落ち着くようであれば、株式市場にも当然のように影響を与えるでしょうから、今後の動向には注意しましょう。

 

ではチャートチェックです。ただいま08:00。15分足です。

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昨日の東京時間は寄りから売られますが、すぐに買いが入り26860まで戻します。27000突破はありませんでしたがそのまま底堅く推移し、大引け後には26910までありました。その後米国時間でも底堅く、現在は26860あたりを推移しています。

 

モメンタムリボンは陽転、移動平均、乖離チャートも陽転サイクルです。乖離チャートは昨晩下限バンドタッチから切り返していますから、今日の東京時間寄り付きは若干買われそうです。ただしおだやかな変化点が東京時間寄り付きあたりにありますので、ここからの動きには少し注意しましょう。おそらく揉み合いで特に大きな動きにはならないとは思います。

 

ただし昨日と同様に本日も買いのフローが入って価格を維持していますので、このフローが途切れれば失速します。

 

60分足です。

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こちらも揉み合いの範疇です。昨日解説したように買いのフローが落ち着くと値動きも重くなります。本来であれば昨日の後場は少し崩れて良いチャートでしたが、やはり持ち直しています。本日は前場で抵抗地帯を抜けるため、このままの動きが続くのであれば少し上値を追って良いかもしれません。モメンタムリボンは揉み合いですが、乖離チャートが陽転サイクルに入ったばかりですから、少なくとも東京時間は底堅い動きが続くかと予想します。

 

とはいえ、現在続いている買いのフローも今日、明日あたりから徐々に弱くなり、来週後半で一段落となります。米国S&Pのフローも入ってきていますので、値動きが不安定になる可能性もありますので注意しましょう。

 

それでは本日も生き残りましょう。