2020年6月26日の225予想
おはようございます。今日の東京地方はくもり。気温20度と過ごしやすい朝です。
昨晩のNYダウは+299で25745と反発です。時間外で25211まで下げていましたので、実質的には530ほどの上昇となります。これは昨日の東京時間から欧州時間で売られていたところ、ECBによる金融緩和、および米国当局による規制緩和を受けてリスクオンに動いた事が主な要因でしょう。
[Morning call from NY]
— Big Daddy (@BigggDadyy) 2020年6月25日
株はECBのレポファシリティ拡大(非ユーロ圏)で下げ幅を縮小する場面も見られたが、感染拡大懸念が勝りリスクオフとの解釈が多い。米株はこの数日,引けオーダーの膨らみが目立ち、Pension fundのリバランスが噂されている。(米銀の予想レンジは$10bnから$170bnの売りと広い)
ボルカールール緩和のHL(これにより400億ドル相当の資金が解放)が出て銀行セクター中心に株が若干反発。金利もやや上昇しています。朝もtweetしましたが、引け後にはストレステスト結果も控えており今日は銀行セクターに注目が集まっています。https://t.co/C6m17Ppt9c
— Big Daddy (@BigggDadyy) 2020年6月25日
まあよくやるものだといった感想しかありません。経済状況が安定するか、緩和材料が出尽くすかのどちらかまで徹底的に行うのでしょう。
では本日もチャートチェックです。ただいま08:10。まずは日足から。
昨日は下抜けを予想していましたが、先のリスクオンにより下ヒゲ陽線となり、また読みづらい形となりました。
モメンタムリボンはあいかわらず頭を下げていますが、乖離チャートが若干反発の形にもなっています。
ただし将来の予測は昨日までと変わらず徐々に頭が重くなると考えています。
60分足です。
25日のNYで売られて東京時間で若干反発の動きを見せるものの力無く売られて22120まで下げてしまいますが、その後は先のリスクオンにより切り返しています。
モメンタムリボンでは昨日のお昼頃に上シグナル点灯後は短期の上昇トレンドに乗り陽転サイクル入り現在の所少し上側に乖離しすぎていますので、この後は若干調整が入ることでしょう。変化点は07時でここは頭を押さえられた形になりました。次は14時過ぎとなります。また東京時間寄りつきあたりにも穏やかな変化点があります。陽転サイクルはまだ始まったばかりで、おそらく24時間程度は持続しますが、今日の東京時間で半分が経過、ちょうど変化点の14時過ぎで次の方向性がでます。おそらく頭を押さえられる動きかと予想します。
乖離チャートでも上へのオーバーシュートですから、いったんは調整に入るのではないでしょうか。
15分足です。
60分足と同様に昨日の東京時間で切り返して上昇トレンドに乗っている感じが良く分かります。18時に陽転サイクル入りした後は数度のサイクルを延長が見られますので、そろそろ陰転入りすると思われます。とりあえず現在頭打ちになっていますので、東京時間寄り付きで次の方向性が出るでしょう。もしも上に抜ければ22700あたりを目指すかも知れません。
乖離チャートでは今朝方上のオーバーシュートが発生していますが、上昇トレンドの最中ですので現在の動きで吸収されており、これも方向性が読めませんが、おそらくこの先はすこし調整の動きになると予想します。
今日の東京時間は、また揉み合いの形に戻ると予想します。寄り付きは若干の上下でその後は動きが乏しくなるでしょう。昨晩も値が大きく動いたように見えますが400円程度の幅ですので、以前に比べればずいぶんと大人しいものです。それだけ値動きのエネルギーが減少しているのかもしれません。いずれまた大きな動きが出ると思いますので、引き続き警戒が必要です。
また昨日はIMFから以下のような発表がありました。さすがに現在の状況が異常であることは当局関係者も気になるのでしょう。ただ現在のコロナウイルスが引き起こす経済危機への世界的な食い止め努力に加えて、米国は大統領選を控えていることもあり、そうそう株価は下がらないのではないかとも思えます。
さて、まだまだ難しい値動きが続きます。それでは本日も生き残りましょう。