2020年6月1日の225予想
おはようございます。本日の東京地方は小雨模様。今日から6月相場のスタートです。
先週末のNYダウはー17の25383と小幅下落。ただじ実際には25000割れ直前まで売り込まれた後、引けにかけて戻しての値ですので、すこし気になる値動きです。ちょうど米国ではマイノリティに関連したデモが暴動へと変わっており、また対中緊張も継続していることから市場にも若干の警戒感が漂っています。
さて、それではチャートチェックです。ただいま08:20。まずは日足から。
5月末は呆れるほどの強さでした。ローソク足では木曜日に単線で上ひげを形成、金曜日は上放れしていませんが、首吊り線っぽい形になり、只今若干の安値で寄りついた後に上下しています。
モメンタムリボンからも上方に乖離しておりバンド上限にタッチこそしませんが折り返しの動きになっています。リボン自体はまだ上昇を継続していますが、そろそろ勢いが鈍る頃かと思います。ここはいったん下方向への調整を挟んで良い頃でしょう。まあ先週が異常な動きだったお個人的には思ってますが。
乖離チャートではバンド上限をオーバーしており折り返しです。おそらく今週末にはオーバーシュートシグナルが点灯するはずです。となればいったんの調整があるはずですが、さてどうなることでしょう。
60分足です。
29日の01時につけた22100を高値として折り返しの動きに入っているように見えます。ただし先週はこのようにして調整入りしそうな動きを否定して高値更新してい行きましたので、同様の思惑が入るかどうか次第でしょう。
モメンタムリボンで陰転サイクルを形成していますが、このままですと短期で終わりそうな雰囲気です。乖離チャートでも上限バンドタッチしての折り返しですが、ボラティリティバンドが狭くなっていますし、ここから先はしばらく揉み合いになるかと思います。おそらく今週中に比較的大きな新しい方向性が出てくるのではないでしょうか。今日の東京時間は小動きになりそうです。だいたい21700~22000あたりのレンジが目安かと思います。
15分足です。
もたもた書いているうちに先物が寄りついてしまいました。モメンタムリボンはちょうど変化点にさしかかっています。先週末の引けで無理矢理持ち上げたためにリボンの形状が崩れています。おそらくこの後若干の調整があるかと思います。ただし乖離チャートが下限バンドタッチからの切り返しですから、やはりこれも揉み合いに入りそうです。先週入っていた買い思惑が今週も続くかどうかが鍵でしょう。
先週の動きで、特に前半の買い思惑は国内年金系の資金による買い支えではないかとの推測があります。コロナウイルスによる非常事態宣言解除に際して株価が崩れていたのでは具合が宜しくないといった判断なのかもしれません。株価指数は経済、ひいては国家の体温計ですから、ある程度操作されてしまうのはしかたがない事ですが、中途半端に介入するのはどうなのかと思う事がしばしばあります。
それでは本日も生き残りましょう。