ダニエルのテクニカル分析

先物・為替のテクニカル分析について考えます。同名の仮想通貨投資家の方とはまったくの別人です。

2020年5月26日の225予想

おはようございます。今日の東京地方はくもり。気温21度でおだやかな朝を迎えました。

 

昨晩の海外市場は米国市場がメモリアルデーで休場となり、おだやかな一日を予想していましたが、欧州の指数がとても強くでDAXで+2.84%、他ものきなみ2%近い上昇を見せていました。

 

日本株については後に解説しますので、順にチャートをチェックしていきます。ただいま08:20。まずは日足から。

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昨日で長い陽線を引いてモメンタムリボンの動きに変更はありません。乖離チャートでは上限レンジにタッチしていますが、まだ揉み合いの形となっており、現時点ではまだ上昇トレンドの最中であることを示しています。昨日の変化点で崩れていませんので、この動きはまだ続きそうです。

 

あいかわらず現在のサイクルはすこし長すぎた感じはありますので、どこで切り替わるのかはちょっと解りません。2019年の1~5月の動きに似た印象を受けます。

 

次に60分足です。

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昨日の予想では東京時間で揉み合いの後に新しい方向性が出るとしていました。果たしてその通りに東京時間寄り付きで軽く上下した後は頭を押さえられた値動きとなっています。雰囲気が変わったのは株式市場の大引けから先物市場の大引けの15分間で、この間に突然先物に買いが入り20840まで引き上げられます。さらに欧州時間寄り付きあたりから再度買いが入り20980と21000まであと一歩まで買い上げられます。

 

この買い思惑の理由は特に見当たりません。東京都を初めとした大都市圏の緊急事態宣言解除を好感したのかもしれませんが、現物株も米国市場が動かない時間帯でダウ先物とも連動していませんので短期勢の思惑なのでしょう。

 

テクニカル的にはモメンタムリボンの動きに追従して値は上昇、先行線のうだやかな動きに合わせており、また乖離チャートでも同様に陽転サイクルを推移しただけのように見えます。やはり戻しが急激ですので、どこかでこの修正が入るでしょうが、いつになるかは読めません。

 

またここからの動きは、ここのところのパターンで東京市場が開いているうちは揉み合い、また頭を押さえられた動きでしょう。そして引け後からまた新しい方向性を作るかと予想します。ただし東京時間寄り付きあたりはショートカバーが入り少し荒れるかもしれません。その後は上下どちらかは解りませんが、ここから今週中に21000を越えて更に21500~の高値を取っていく動きはすこし想像しづらい感じもします。

 

15分足です。

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モメンタムリボンは陽転サイクルを2度延長の形となり、さすがにここからは陰転して少し調整です。先行線とモメンタムリボンが収束していますので現在は方向性がありません。寄り付きの上下でどちらかに抜けて新しい方向性が出てくる可能性もあります。

 

乖離チャートでは昨日未明から時折調整を入れるように上下して現在の高値まで来た様子が分かると思います。こちらも少し頭打ち感があり昨晩上方へのオーバーシュートシグナルが2度連続で出ています。現在は下限バンドにタッチしてからの反転途中となります。

 

おそらく東京時間寄り付きはすこし上を目指して21000タッチがあるかもしれません。その後は若干売られてますが、こちらも大きく崩れるような下げではないと思います。そして揉み合いに入り、引けから米国時間で次のトレンドができる動きでしょうか。

 

あとは短期勢がどのような動きをみせてくるか次第です。

 

毎日激しい値動きが続きますが、今日も一日生き残りましょう。