ダニエルのテクニカル分析

先物・為替のテクニカル分析について考えます。同名の仮想通貨投資家の方とはまったくの別人です。

2020年5月27日の225予想

おはようございます。今日の東京地方は曇り。気温19度。空模様はいまひとつですが過ごしやすい朝を迎えました。

 

昨晩のNYダウは+529の24995で一時は25176をつけて25000台を回復しています。上昇している要因はあいかわらず良く解りませんが、ロックダウン、自粛解除に向けた経済活動再開への期待感、ワクチン開発の進捗状況などを材料としている模様です。実際の所は市場に流れ込んできた資金の行き先が他に無かったのではないでしょうか。

 

また最近の国内株式市場では個人投資家が増加しており、手口などを見ても外国人投資家は手控え、かわりに個人投資家が活発に資金を投入している様子がうかがえます。特にマザーズなどの新興市場は顕著であり、個人投資家のマインドはかなり良化している模様です。

 

逆に米中問題、欧州連合の動き、今回の経済活動停滞の資源国への影響など懸念材料が気になります。

 

 

とはいえ、私はあくまでテクニカル派ですので、チャートに集中しましょう。ただいま08:10。まず日足から。

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モメンタムリボンの動きは昨日と変わらず変更ありません。日足ベースでも若干上への乖離が強い印象ですから、これはいったん修正されると思います。昨日も乖離していましたが強い上昇だったために基準値も上がってきました。乖離チャートでは上抜けしていますので、やはり調整を待っている状態です。

 

全体的には、やはり今回の陽転サイクルが長すぎる感じが強く、いずれ大きい調整が入ると予想します。昨日も少し書きましたが、やはり2019年初頭の動きと重なります。

 

60分足です。

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現在は少し頭を下げており22日の欧州時間から始まった長い陽転サイクルがいったん休憩に入る雰囲気です。もっとも昨日の寄り付き前も同様に上昇を鈍らせていましたから、東京時間寄り付きでまた変わるかもしれません。

 

乖離チャートではオーバーシュートのシグナルがでているものの、上昇ピッチが速いために調整が入っても値を崩しはしませんでした。それだけ強いトレンドであことを示しています。現在は下限レンジにタッチしかけています。やはり、東京時間の寄り付きあたりの動きには要注意で、もしかしたら方向性がいきなり出る可能性があります。

 

次に15分足です。

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昨日の予想では60分足で頭を押さえられ、15分足は下限バンドタッチからいったん反転としていましたが、実際に寄りついてみると下限バンドから反転した動きがそのまま強い上昇トレンドを描いて21300まで一気に上げています。東京時間ザラ場でここまで上がるのは久しぶりです。傾向としてはやはりミニ先物や海外市場の225型を用いて価格を引き上げ、先物、現物の値がさ株がついてくるを待つ動きでしたので、単純に指数を上げたかったか、先物を買い戻したかったのではないかと個人的には考えています。

 

上記チャートのモメンタムリボンでも東京時間寄り付きからいっきにトレンドを作り高値を取った後、欧州時間で調整し米国時間に繋げるといった、ここ最近の動きとは違っていることが解ります。すこし流れが変わってきたのでしょう。

 

さて今日の東京時間ですが、米国時間引けの長めの陰線の影響を受けて15分足では少し弱さを感じます。すでに下シグナルは点灯、またトレンド反転のサインも見えていますので、まずはこの流れを寄り付きで引き継ぐでしょう。ちょうど9時過ぎに変化点がありますので、ここで切り返せるなら再度21300を試しに行くでしょう。乖離チャートは下限バンド近くで揉み合いで、反転するならもう少し押しを入れておきたいところです。

 

さて今日はどのような動きになるでしょうか。それでは本日も生き残りましょう