ダニエルのテクニカル分析

先物・為替のテクニカル分析について考えます。同名の仮想通貨投資家の方とはまったくの別人です。

2020年3月11日の225予想

おはようございます。今日の東京地方は晴れ。暖かい朝です。

 


本日は3月11日、東日本大震災のあった日です。当時ボクは横浜のとある施設で被災し、帰宅することもできずに不安ななか過ごしました。つい先日の様に思い起こされます。亡くなった方の冥福をお祈りします。

 


 

昨晩の米国市場は寄りからの売りに見舞われ、一時はどうなることかと思われましたが、徐々に値を持ち直し1167ドル高の25018まで回復しました。

 

これはコロナウイルスによる経済へのダメージを回避しようと各国が続々と対策に動いていることが好感されているのではないかと考えます。

 

this.kiji.is

 

www.nikkei.com

 

一方で今回の下落要因である原油を巡る問題については相変わらず変化がありません。もちろんコロナウイルス対策も未だ見えて来ていませんので、引き続き注意が必要です。

 

www.nikkei.com

 

それではチャートのチェックです。ただいま08:05。まずは日足から。

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パラメーターを24に戻しました。昨日は長い陽線で切り返しの形となりました。これにより一気にセンチメントは良化しています。昨日の予想でも解説しましたが、昨日未明の安値がいったんの底値になった形です。

 

日足はモメンタムバーにかなり近づいていますし、乖離チャートでもシグナルは点灯していないものの、底打ちの形になっていますので、ここから10日間程度は陽転サイクルに向かう形を形成していくのではないかと予想します。

 

次に60分足です。

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9日の安値から切り返して高値を狙いに行く過程がよく解ります。ただし昨日の東京時間引けからイブニングセッションでの売られ方には多少警戒が必要かもしれません。なんとか下落は食い止めてはいますが、まだまだ売り圧力が残っていることを示しています。

 

モメンタムバーは現在横方向で小動き。シグナルが上下に出ていることから揉み合いに入りかけていることを示しています。また乖離チャートでは陽転サイクルから陰転サイクルに入りかけており、レンジも狭まりつつあります。

 

これより本日の東京時間は基本的にボックス動き。そして例によって前場で上下した後後場は冴えない動きになると予想します。

 

では15分足です。

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昨晩01:00頃の安値から切り返して上シグナル点灯。モメンタムバーに乗る形で20100を回復するも、明け方のオセアニア時間で売られています。この動きのままであれば、東京時間寄り付きあたりに下シグナルが点灯すると思われます。

 

また乖離チャートではレンジ上限を抜けてからの切り戻しで現在は中心線に乗っていますから、いったんは陰転サイクル入りすることでしょう。

 

個人的な見解ですが、オセアニア時間で売られていますので、東京時間は買いがある程度入ってきそうな気がしますが、あまり自信がありません。なにせ昨日上げすぎましたので、多少は調整が必要ですから。

 

また今週はMSQ週ですから、まだまだ波乱がありそうです。

 

あいかわらず激しい地合となりますが、本日も一日生き残りましょう。

 

17:00 反省会

今日も一日お疲れ様でした。毎日々疲れる値動きです。

 

今朝の予想は当たって外れてとなんとも中途半端です。15分足で本日の値動きを検証してみましょう。

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寄りからの買い上げは予想通りでしたが、9時に19970の高値を取ってからは売られる一方で買い方の抵抗もそれほど出て折らず、引けで19360まで売り込まれてしまいます。15分足で今朝陰転サイクルに向かう旨解説しましたが、やはりサイクルには従うしか無かった感じです。モメンタムバーを見ても解るように、寄り付き前に下シグナルが点灯した後はずるずると売られていまいます。ひととおり売りの終わった11時頃からはボックスに入りますが、14時から再度売られてしまいます。

 

現在は英国の緊急利下げの報道を受け切り返している状態です。

 

この後ですが、しばらくは陽転サイクルを推移しますが、60分足では少し上値が重く、15分足で上トレンドが発生していますから、また米国時間までは冴えない値動きになるかもしれません。そして米国時間でどうなるかは少し予想が難しいのですが、ファクトに変更が無いことから、こちらもいまひとつかもしれません。

 

引き続き注意深く値動きを監視することにしましょう。