ダニエルのテクニカル分析

先物・為替のテクニカル分析について考えます。同名の仮想通貨投資家の方とはまったくの別人です。

2020年11月16日の225チャートチェック

おはようございます。今日の東京地方は晴れ。気温10度。見事な秋晴れの朝です。

 

週末は特に大きな動きもなかったようです。米国の次期大統領はバイデン氏となりそうです。またひとつ気になるニュースとしてはアジア地域の15カ国がRCEPに合意したことでしょうか。これが今後どのように日本経済に影響を与えるのか気になるところです。

 

www.jiji.com

 

ではチャートチェックです。ただいま07:50。15分足です。

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金曜日はSQらしく寄り付き前後は少し上下が入り前場は下げて調整。予想通りお昼から新しいトレンドがでてきました。木曜日に比べて下げていますので後場公的資金が入ってくるので値を持ち直すだろうとは予想していたとおりですが、その後の欧州、米国時間で強い上昇トレンドに入った点には呆れるほかはありません。今回は米国時間のクロージングにむけて売られることもなくほぼ高値引けとなっています。

 

まだオセアニアが冬時間で動いていませんが、本日の東京時間はまずはショートカバーと利益確定の売りで若干の上下があることでしょう。その後の方向性については今のところ見えていませんが、午前中は少し高値揉み合いとなりそうです。11~12時あたりに次の方向性が出ると思います。モメンタムリボンは陽転、移動平均は陽転サイクルの半分を消化していますので、ここから次のサイクルに向けて形を整えて行きます。乖離チャートが上のオーバーシュートとなっていますので、この後はすこし調整入りでしょうか。

 

60分足です。

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先月にくらべてボラティリティが大きくなっている点に気がつくでしょうか。今のところ高値はCFDでつけた25900で、これを上抜けることができるか気になるところです。チャート上では現在陽転サイクル。やはりすこし上に乖離しすぎのように見えます。乖離チャートではそれほどではありませんが、25500あたりまでの調整は入ると予想します。大引け後の欧州時間に変化点があり、緑の先行線が横這いとなっていますので、やはり今日の東京時間は揉み合いで、大引け後に新しい方向性が見えてくるでしょう。おそらくここはいったん下げでしょう。もっとも下げても高値圏ですから、あまり気にするほどのものでもないでしょう。

 

これまでこのブログで言及することはなかったのですが、少し気になったので紹介しておきます。

nikkei225jp.com

NT倍率について過去最高の高値圏に達しています。これはやはり指数先物等による株価指数の高値維持を表していると考えてよいでしょう。みなさんも手物で見ている個々の株価に日経平均ほどの過熱感が無いことを感じているかと思います。いつまでもこの状況が続くとは思えませんが、さすがにこの高値から買い進んで行くのはためらわれます。逆にためらうからこそまだ上がりますから、ショートはもちろん危険ですし、やはり遠目に眺めているのが良いのかもしれません。なんとも迷惑な地合だなあと感じています。

 

それでは本日も生き残りましょう。