2020年5月13日の225予想
おはようございます。今日の東京地方は晴れ。気温22度と過ごしやすい朝です。
さて昨晩のNYダウはー457で23767と久しぶりに大きめの下げとなりました。下げの理由はいくつか考えられますが、米NIAIDのファウチ所長によるコロナウイルス第二波への警告、およびその他いくつかの要因が重なってのリスクオフと思われます。
以下にいくつか関連する報道を掲載しておきます。
その後情報を整理していたところ、以下の投稿を発見しました。こちらが今回の売りの主な要因のようです。
2日の米国株式相場は失速。「米共和党のリンジー・グラハム上院議員らは対中制裁法案を準備」との一部報道を受けて売りが優勢となったようだ。
— TEAM ハロンズ (@TeamHallons) 2020年5月12日
個人的な感想では、全体的に上げのスピードが速かったので調整しているだけという認識ではあります。
さてそれではチャートチェックです。ただいま08:20。まずは日足から。
昨日長めに陰線を引いていますが、まだトレンドは崩れていません。良く観察すると先行線、モメンタムリボンが明日明後日で若干ゆらいでますので、すこし警戒した方が良いかもしれません。ちなみに明日から水星が逆行します。
乖離チャートではいまだ揉み合いながら陽転サイクルを推移中ですが、かなりの時間が経過しているため、そろそろどちらかに抜けて良い頃と思います。
モメンタム、乖離どちらも現在は陽転サイクルですので、動くとすれば陰転サイクル入りです。とはいえ、今週来週で急激に動くわけでなく、そろそろ方向性が見えてくるのではないかといった感じです。
60分足です。
今朝方の下げで20060まで下げた後に現在は20150あたりを推移しています。乖離チャートで下限バンドを抜けていますので、これはオーバーシュートの典型的な動きとなります。モメンタムリボンでも下に抜けすぎてますので、ここからは収束に向けて動き出すでしょう。ちょうど先行線が変化点を描いている時間帯で、この形だといったん戻りを見せて再度下げる感じでしょうか。また17時頃にも変化点がありますので今日は要注意の一日かもしれません。乖離チャートでは昨晩の22時頃で折り返しになりました。どこまで下限を試しに行くのかにも注目です。
15分足です。
昨晩23時に下シグナル点灯から綺麗に売られた形になっています。時間的にはファウチ所長の発言前から売られていますので、やはりリスクオフで売り方向にマインドが傾いていたところに、件の発言で一気にリスクオフに傾いた感じです。
個人的には、先日の60分足ですでに下シグナルが出ていたのですが、昨日の下げ渋りのおかげで若干サイクルが乱れたような感じ。これが本来の動きだったのではないかと考えています。
先行線は変化点をそろそろ抜けるところですので、この先は少し動きが落ち着く事でしょう。東京時間寄りは例によって上下してから前場はとりあえず様子見の揉み合い、後場あたりから新しい動きがでると予想します。本日は下げが大きいので公的資金の買い支えが入りそうですが、おそらく目に見える影響は無いとも予想します。
さて、本日は厳しい動きになるでしょう。今日も生き残りましょう。