2020年4月28日の225予想

おはようございます。今日の東京地方は曇り。昨晩の雨はあがりましたが、すこし肌寒い朝です。4月末にもかかわらず毎日が肌寒いのも珍しいです。

さて昨晩のNYダウは+358の上昇で24133と24000を再度回復です。コロナウイルス感染者数の伸びが鈍化したことや各国の経済支援策を好感してとのことですが、特に目新しい情報があるわけではありません。225は東京時間で上げた後のボックスで現在19765近辺と価格は変わっていません。

さて本日もチャートチェックです。ただいま08:00。まずは日足から。

日足では昨日までと雰囲気が変わり、すこし上が期待できる形になっています。モメンタムリボンは陽転サイクルを示しながらじりじりと上げる雰囲気で、6日線を越えていますので、もうすこし上を狙える形です。乖離チャートではあいかわらず揉み合いですから、驚くほどの上昇は無いでしょう。

ただし先行線が明日あたりから変化点にさしかかることを示していますので、この1週間で崩れずに持ちこたえられるかが鍵になります。明日から日本ではゴールデンウィークに入り、日本人投資家が動き辛く、休日中に海外で動いた株価の影響を連休明けに日本市場は吸収することになりますので、あまりこの時期に思い切ったポジションは入れられません。

では60分足です。

60分足で見ると解るように、昨日の値動きは日中の東京市場でほぼ決まっており、後場からイブニングの米国時間はボックス入りです。実際にNYダウの昨日ザラ場での動きは+130と小幅になっています。

モメンタムリボンでも東京時間で上昇しイブニングは横這い、乖離チャートは揉み合い入りです。

これは、現在昨日の上昇分を吸収すべく調整しているところであり、今後どちらかに動く可能性があることを示しています。大きく価格が動いた場合は値幅か時間のどちらかで調整が入ります。比率としては半々といった印象。今回は時間で調整するものと思われます。

先行線の変化点を無事通過していますが、ここから先の変化点は16時間後ですので、今日の東京時間はあまり動きが無いかもしれません。ただしここからしっかりと19800を越えれば20000が狙えると思いますし、ここで崩れて先行線を割れば陰転サイクル入りです。ここはなかなか読むのが難しいところです。

15分足です。

こちらは完全に揉み合い状態です。乖離チャートでも揉み合いですので、ここから先はとりあえず揉み合いが続き、やはり今晩の米国時間で動くように思えます。モメンタムリボンでは変化点は特にみつかりません。

本日の東京時間はまずは若干の高値寄り、短期勢の調整で上下したのちに揉み合いの動きで、その後はすこし売りがでるものと予想します。

雰囲気的にあまり動いても仕方の無い時期かもしれません。それでは本日も生き残りましょう。

 19:05　反省会

本日もお疲れ様でした。15分足チャートを参照しながら反省会を開催します。

東京時間大引け後の欧州時間で断続的に買いが入り20000を回復しました。特に材料になりそうな情報は今のところ入っていません。それほど出来高が多い訳ではありませんが、ショートカバーを巻き込んであっという間の出来事で、さらになぜかドルが売られて円高に振れており、いかにもここ数年の異常な地合を象徴するような出来事です。

いちおう東京時間については本日の予想通りに上下してから売られてボックス入りの展開で、頭を押さえつけられてるもののと公的資金の介入によってかろうじて値を保っている印象だっただけになんとも不思議な思いです。ただ変化点で上抜けした場合は20000があり得る旨にも言及していましたから半分当たっている感じでしょうか。

この後ですが、21時頃と夜の3時頃に変化点があります。60分足でトレンド延長していますので、さすがに調整入りがありそうですが、例外的な値動きですのでさらに高値を取る可能性もあります。ただしせいぜい21000が天井だと思います。

現在のもっとも大きな懸念のコロナウイルスの蔓延による経済活動の停滞にはっきりした改善が見えない限り、高い株価はたんなるハリボテ以外の何物でもないでしょう。