ダニエルのテクニカル分析

先物・為替のテクニカル分析について考えます。同名の仮想通貨投資家の方とはまったくの別人です。

2020年4月22日の225予想

おはようございます。今日の東京地方はうすぐもり。気温12度と比較的おだやかな朝を迎えました。

 

昨日の米国市場NYダウはー631の23018と、一時は23000を割る程度まで下げました。とはいえ、ギャップダウンで寄りついたのちの小動きで、値幅も300程度ですから、それほど大きな動きには感じません。最近は大きいボラティリティになれてしまい、すっかり感覚がズレている感じがします。

 

では今日もチャートチェックです。ただいま08:22。まずは日足から。

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この3日の陰線でずいぶんと雰囲気が悪くなってきています。モメンタムリボンを見ても解りますように、あと数日でリボンが反転しそうです。このまま下げて先行線を割り込むと陰転サイクル入りです。おそらくそこまでは下げないのではないかと予想しますが、さえない値動きが続くことでしょう。金曜日あたりにもしかしたら新しい方向性が出るかもしれません。

 

乖離チャートでも陰転サイクル入りしかけていますので、このまま調整に向かうことでしょう。なかなか20000回復は難しい雰囲気になりました。

 

60分足です。

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こちらは17日の高値から下トレンドを描いて下げています。20日からは先行線の下げに頭を押さえられる形です。現在若干下げすぎてしまったので修正のために上げています。

 

変化点が見えないのですが、おそらくここからはわずかに下打ち感が出て一旦反発します。もちろん強い反発は無いでしょう。戻してもせいぜい19200あたり。そこからボックスを描きながら今晩の米国時間で方向性が出ると思われます。ただし日足からも解りますようにさえない動きのはずです。乖離チャートでもここからは陽転サイクル入りすることを示しています。

 

ただし、今日辺りは公的資金による介入がありそうな予感もしますので、一方向にベットするのも難しい感じがします。

 

15分足です。

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15分のモメンタムリボンは米国時間のクロージング直前あたりに上のシグナルが出されています。今のところ買のフローが入っている感じです。10:30頃に変化点がありますので、ここで上に抜ければこの上昇トレンドを引き継ぐ形でもうすこし上値を取れるかと思います。60分足で19200としましたが、このチャートからだともう少し上の可能性もあります。

 

ただし乖離チャートで陰転サイクル入りしそうですから、もしかしたら東京時間寄り付きはいったん下げるかもしれません。

 

さてさてどうなることでしょうか。では今日も生き残りましょう。

 

18:20 反省会

本日も反省会を開催します。15分足チャートで本日の値動きを振り返りましょう。

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さて、本日は弱気で若干上目線も、寄り付きは下げるだろうと予想しました。東京市場が寄りつくと、予想通り売りが入って来ましたが、予想以上に強い売りで18850と19000を割ってしまいます。ところがすぐに切り返しで買いが入りだすと19120まで戻った後は揉み合いとなり上下するも19120で引けます。そしてイブニングセッションで買が入り現在は19220付近を推移します。内容はともかく大まかな動きは合っていたかと思います。

 

おそらく寄り付きの売りはどこかのファンドの換金売りで、その後の買いは公的資金ではないかと考えています。

 

チャート的にはモメンタムリボンを見ると解るように特に波乱もみられず、寄りの上下など気にしている風にありません。乖離チャートでも単に下へのオーバーシュートとして記録されており、全体的には揉み合いの最中であることを示しています。実際に値幅もデイセッションでは280円ほどですので、ここ数日間と同様のボラティリティと言って良いでしょう。

 

さてこの後ですが、おそらく今晩の米国は多少上を目指せるのではないかと思います。60分足でゆるやかにトレンドが切り替わりここから陽転サイクル入りします。とはいえ原油のダブつきと極端な価格下落が意味する所がまだわかりませんので、引き続き警戒を怠らないようにしましょう。