ダニエルのテクニカル分析

先物・為替のテクニカル分析について考えます。同名の仮想通貨投資家の方とはまったくの別人です。

2020年4月24日の225予想

おはようございます。今日の東京地方は晴れ。気温9度ですが、日差しに力強さを感じますので日中は暖かくなると思われます。

 

さて昨晩のNYダウは+39、$23515で小幅高です。昨晩22時頃、突然日銀による追加緩和に関する報道がなされたことにより、指数、為替が大きく動きました。

ただしこれも一時的な材料として市場は受け止めた模様で、NYダウは一時23880まで付けたものの夜半からはふたたび売られて、寄り付きより下値で引けていますので、値動きの内容としてはあまりよくありません。

 

では本日のチャートチェックです。ただいま08:10。まずは日足から。

f:id:hebitsukai2283:20200424081129p:plain

昨晩の上昇を上手く維持していればかなり雰囲気も変わったのですが、なかなか上手く行きません。日足での予想に変更無く、来週もボックスの動きとなるでしょう。頭を押さえつけられた重苦しいチャートとなっています。

また黄色の6日線に押さえつけられていることから、今日、来週前半で下側に陰線を弾くと、再度下落トレンドに入ってしまいますので要注意です。

 

先週あたりまでは、上昇トレンドに乗って上放れし、中心線が強くなることで20000回復を期待していましたが、もうしばらくお預けの状態です。

 

60分足です。

f:id:hebitsukai2283:20200424081647p:plain

昨晩の米国時間23時で高値を取ってからモメンタムリボンが反転し下げトレンド入りしています。昨日の予想で19500に到達は本日夜か来週月曜としましたが、早く達成しすぎたので上のオーバーシュートとなり修正の動きになってしまいました。昨晩の高値がリボンより情報に乖離し、乖離チャートでもオーバーシュートシグナルがでてることからも解るでしょう。上昇トレンドの時に情報に乖離しすぎるのは危険なシグナルです。

 

現在は修正でオーバーシュート分をどのように消化するのか迷っている最中でしょう。おそらく本日は寄り付き後に少し売られた後、下のオーバーシュートが発生して若干戻すものの、結局はダラダラと売られて終わりそうに見えます。あまりボラティリティは大きくないでしょう。

 

15分足です。

f:id:hebitsukai2283:20200424082248p:plain

乖離チャートでの上下が徐々に大きくなっている点に注目してください。これは値動きが増幅しながら進む事を示しており、チャート計上で逆ペナントが発生している事を示します。そして昨晩からはペナントの動きが始まってます。ボラティリティバンドも狭まっていますので、現在はボックス入りとなります。

 

モメンタムリボンは陰転サイクル入りで、次の変化点は先物寄り付きの8:45あたり。ここで切り返せるかが重要となります。60分足の形が良くありませんので、いったんの切り返しが見られるとは思いますが、その後は下げそうです。

 

ただし例によって本日も下げれば公的資金の買い支えなどが出ることでしょうから、後場からいったん切り返せる場面があるかもしれません。

 

さてさて週末金曜日の日本市場はどのような動きになるでしょうか。では本日も生き延びましょう。

 

18:35 反省会

本日もお疲れ様でした。反省会を開催します。15分足チャートで今日の値動きを振り返ってみましょう。

f:id:hebitsukai2283:20200424183530p:plain

 方向性はほぼ予想通りでしょうか。寄り付きは売られて始まり反発するも再度売られて安値引けです。後場公的資金らしき買い支えもありましたが、最終的には押し込まれています。モメンタムチャートは昨晩の米国時間から続く下トレンドを引き継いで19170まで売られました。乖離チャートでも揉み合いの形を示しつつ価格レベルを下げて行く動きです。

 

ただしイブニングセッションの先ほど18:00頃から急に買い思惑が入っており19380まで戻す動きとなりました。これはおそらく短期的なものと思われます。本来は夜半から反発するはずですが、先に上げてしまったためにまた下を覗きに行く動きに繋がるかもしれません。週末ですので無理追いはしない方が良いでしょう。

 

それでは週末をゆっくりお過ごしください。